「肝心要」とも書くようですが、国語辞典で調べると....

肝臓と心臓、または、肝臓と腎臓。ともに大事な臓器であることから、この上なくたいせつなさま。「要」は扇の骨をとじ合わせる重要な部分、 とあります。

昔から腎臓はたいせつな臓器として知られていたのですね。

わたしは、病気をしたことから身体ついて興味を持ちましたので、元気なうちに気を付けて、病気にならないためのコツをお知らせしたいと思っています。

どうか、「ふ~ん、そうなん?」と軽い気持ちでお読み頂き、できそうな事は実践していただけたらなぁと思います。


さて、まず簡単にイメージを持ちましょう。
超詳しいことは医療関係の本とかにおまかせして、コツを意識するためのイメージ重視で行きたいと思います。

腎臓がある場所は、皆さんご存知でしょうが、

この辺です。

そして、ろ過器である糸球体は一個の直径が0.2mm。
超細い血管でできた毛糸玉と想像してください。

 

 

そしてその働きを、濾し取ることから「ざる」だと思ってください。

 

糸球体一個が0.2mmだなんてミクロの世界。
この糸球体と、それを包む袋のボーマン嚢と、必要なものを再吸収するための尿細管のひとかたまりを「ネフロン」と言うそうで、それが100万個✕2あるのだそうです。

そんなミクロの世界の血管を、血液が1分間に1.2リットル通過して、一日に120リットルおしっこを作り、その99%を再吸収しているのだそうです。

わたしはこんな事を知ると、神の造られた身体に「なんか、スッゴイなぁ」と感動するのです。

では、こんなスッゴイことをしている腎臓をどうしたら大切に出来るのでしょうか?

それは、素直にすんなりと血液を通してあげること!!
「ざる」をきれいに使うこと!!
に尽きるのではないかと考えます。

そんなこと、思うように出来たら苦労はしないよ!というあなた、まあ出来ることからコツコツと参りましょう。

血液が通りにくくなるには、血管が詰まるとか、せばまるとかの理由が考えられますが、詰まる理由の血液血管そのものからいくと全身と関わることになり、話が大きくなるのでここではまず機能面からだけ、取り上げます。

さて、ミクロな血管の話に戻ります。

血管はどんなときに収縮してせばまり、通りにくくなるのでしょうか?

冷えるときや、緊張するときなど収縮してしまいます。

また、タバコの煙を吸うと一瞬で血管が収縮します。
(YouTubeでタバコ、うさぎと検索するとその様子を見ることが出来ます)

では、出来ることをコツコツと!に参ります。

まず、タバコをお吸いの方はタバコをやめましょう!まわりの人も、自分の腎臓さんも愛しているなら辞めましょう!

次に身体を、とくにお腹を冷やさないようにしましょう!

これは昔から言われていることですね。それに付け加えて足腰も冷やさないことをおすすめします。

前に、徹子の部屋でベッキーさんが「冷え取り健康法」で天然素材の靴下を10枚重ねて履いている話をされていましたが、わたしもその本を読んで、とても理にかなっていることと思って実践しました。

ある例です。糖尿病で目の具合ももう悪くなっている方にすすめたところ、「靴下をはいてみて暖かさを知ったら、自分がこんなにも冷えていたんだと気がついた」と言っていました。

ずっとマイナスベースでいるとそこで安定してしまって、気がつかないものなのですね。

それからわたしは、年中腹巻きをしています。絹の腹巻きは薄くてかさ張らないし、蒸れずに気持ちいいですよ。

そして、自分の平熱を気にしましょう!
36.3度〜37.3度位が免疫絶好調なのですが、今は低い人が多いですね。わたしも乳がんがあったときは35.3度位でしたね。

今流行の甘酒やしょうがは身体温めるのには良いですね。わたしも実践してます。

身体を温めて血管をゆったりさせてあげましょう!


では次に、緊張を和らげましょう!

過去記事で、交感神経優位は緊張状態、副交感神経優位はリラックス状態、と書きました。

それをコントロールするのは呼吸しかないとも書きました。

ですから、意識して吐く息を長くし、副交感神経優位のリラックスした状態を保つように努力しましょう!(セロトニン増やそう!実践編参照

(こんな身体の仕組みから、仕方ないと、緊張状態に自分を置き続けていることは、神から与えられた命から意識をそらしてきちんと向き合おうとはしないことじゃないかとも、わたしは考えてしまいます。)

そして最後に、「ざる」の使い方からの出来ることです。

料理とかで「ざる」を使うとき、よく落ちるように縁をトントンと叩いたりしませんか?

スワイショウという体操で、振り回す腕が後ろに回るとき、手はちょうど腎臓の位置を叩きます。身体をねじることも良いことかもしれません。

最近、「疲れをとりたきゃ、腎臓をもみなさい」という本を買いました。柔らかいざると考えればこれも理にかなってることなのだと思います。

あと、汚いものばかり濾していたら「ざる」は汚れてしまうということも付け加えておきます。

どうか皆さん、心と体の健康をお守りください。ウインク