30年以上前のこと、私は生まれて初めて人を信じられなくなっていました。
ちょうどそんな頃、家から家への訪問でエホバの証人の姉妹が来たのです。2、3回の訪問で研究が始まったと思います。学んだことはよく覚えていませんが、姉妹の人柄や、親切でいつのまにか人間不信は癒えていたのでした。
今でもこの事で
助けてもらったと感じています。
3年くらい学んで、集会にも子供連れで2回くらい参加しました。でも、なんとなく馴染めなかったことを覚えています。
そんなとき、主人に知れてしまい大反対されて挫折したのでした。
ずーっと年を経て、この間のロシアへの手紙の件の少し前、6、7人の兄弟姉妹たちと何気に話しているときのこと。
昔の思い出話が出てきまして、ビニールホースのことが話されたのです。私にとってはそんな話は初めてのことで、ある姉妹は「組織がしろと言ったのではなく、自分達が勝手にしていたこと」話されました。平然と。
自分にとっては静かなカルチャーショック!
私は、子供は生まれた瞬間から、一人の人間としてとらえていたと思うのです。
昔、集会に馴染めなかったことは正しかった。反対されてよかった。あのとき入信することは私の流れでなかったのがよく分かりました。
そして、この事が決断のきっかけのひとつかもしれません。