触りたくなるほっぺ

美大に通う娘がこんなものを持って帰ってきた。

彫刻。

等身大か？！って位大きい。

「これね～、優秀作品に選ばれたんだよ～。クラスで。スゴいでしょ～。」

、と娘は鼻高々に話してくれた。

ほぉ、そうなんだ。
私にはよく分からないけどそうなのね。
スゴいじゃん。
　
それにしてもおっきいね？

私が言うと

「そうなのよ～、
これね、普通のごみでは捨てられないの。」
と答えてきた。

なるほど、石膏は捨てられないのね。
って、どうすんの？！

「う～ん。玄関に飾るわー。」

そういうと娘は、玄関の飾り棚的な所に置いてある他の兄弟の作った作品を端によけてその彫刻を置いた。

デか！やたら存在感。
ちょっとこれさ、玄関におくって違和感じゃない？

「いやいや、馴れるって。」

そんな訳で我が家の玄関にこの彫刻がやって来てはや1週間ほどたつのだけれど…。

外に出掛ける為に玄関で靴を履くとき
彫刻の頬っぺたに手がのびてしまうのだ。

輪郭にそって、ナデナデ。

作った本人もナデナデ。

昨日は下の娘も出掛ける前にほっぺをナデナデしているのを目撃した。

なんなんだ？！
このつい触りたくなる彫刻。

娘に、なんでこんなに触りたくなるんだろう？！
、と言うと
娘はフフンと鼻を鳴らし
「このモデルの人の頬っぺたがそういう頬っぺただったからそれを意識して作ったのさ。」

こう言った。

スゴいな～。
それが優秀作品に選ばれた由縁なのだろうか。

なんにせよ、撫ででいるときは結構いい気分。

亀戸にある御像をタワシで擦るって話は知ってるけど
我が家の彫刻ちゃんからも何か御利益頂けたりして。

幸せなママがいっぱいの世界を見たい！子育て・妊娠・出産アドバイザーただのかおるです！

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