何が吉となるか
凶となるか。

わかりませんよ。


最初はドン底って思ったことが
後になって、あれがあったから今があるんだって思ったこと、ありますか?





私の子供は4人。


長女長男次男次女。



ある時長女が
不登校の引きこもりになったことを皮切りに4人全員学校に行けなくなりました。


何年か前のこと。



4人の子供はそれぞれ4通りに立ち上がっています。



その中のトップである長女。


彼女の学校に行けなくなった当初を
思い出すだけで
母親としての私は身震いがしてきます。
そのくらい、壮絶でした。


ガタガタ震えながら(寒い訳ではありません)布団に横たわっていた彼女。
私の作ったご飯を食べず
私が触れただけでビクッとしていた彼女。
何かママに出来ること、ある?と聞いたとき
あっちに行ってもらうことかな、ウフ
、と言った彼女。


目はうつろ。
存在が透けて向こう側が見えそうな位の危うさがありました。



そんな彼女の今。


通信の高校の単位を真面目にとり
金沢の友達を頼ってひとり旅に行き
大学受験に向けて
予備校に行き、自主学習も始めました。
好きな絵を描き、時には売っています。
コミケに出店もする予定みたい。
アルバイトもしてます。


今の彼女は地に足着いてるって感じ。
笑顔も素敵になりました。

自信がついてきたのかな、
透け感もなくなりました。



そんな彼女がたまに言う言葉。


「不登校になって良かった。」


不登校になって良かった。
ならなかったらヤバかった。
不登校になったから
自分の好きなことも分かって沢山することが出来てる。
全く後悔してない。
よくやった、って感じ。





話は変わるが、母親の私。


娘が不登校になって
気持ちは不幸中の不幸と思いました。
ドン底でした。


苦しむ娘を見て
こんなに自分が娘を苦しめてしまった
自分は最悪の親だって思ったんです。




藁をも掴む思いで
学び始めた思春期の子育て。
道山ケイさんの有料コンテンツ。

その中の音声配信のある日の一言に
強い違和感を感じました。

そこから私は
愛着障害という言葉を知り
それがきっかけとなって
自分を知るスタートをきったんです。


自分を知る。


知らなかった自分の鬼の部分。
好きで鬼になったわけではない。
ひたすらそんな自分を理解しようとして
癒して


いつしか私の内側は別人のようになっていました。



世の中の見方が変わり
世の中の人はみんな優しいって思えるようになりました。
自分の嫌な事が主張出来るようになりました。
人の気持ちを自分の事のように感じるようになりました。
自分の好きに素直になって
自分をご機嫌に出来るようにもなりました。
自分との約束を守って
1年で15キロのダイエットを成功させました。

何よりそんな自分をオープンにして
かつての私みたいに苦しんでいる人がいたら
その人を救いたいと思うようになりました。


そして
こんな自分が今、大好きになったんです!




こんな大好きな自分になれたのは
子供が不登校になってくれたから。

なので子供には感謝しています。
足は向けられません。
長女には、感謝をいつも伝えています。



不登校になってよかった。
不登校になってくれてよかった。



なかなかの変わり種的な表現ですが
私達親子は心からそう思っているんです。



「不登校」という言葉。
このネガティブなイメージをわかせる表現を何とかしたいと考えていますけど
この言葉にはお世話になりました。
(きっとこれからも)



我が家にとって不登校は
自分が上に上がっていく為の一過程。


どんなピンチも
後になれば
あのピンチがあったから今がある。

となるのではないかな?



チャンスはピンチの顔をしてやって来る。
名言です。




幸せなママがいっぱいの世界を見たい!子育て・妊娠・出産アドバイザーただのかおるです!


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