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幸せなママいっぱいの世界を作る!子育て・妊娠・出産アドバイザーただのかおるです!


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週末明けた月曜の朝、又1週間の始まり。我が家の2番目長男と4番目次女は、登校したくなくて憂うつになってます。

特に4番目の末っ子女子。
学校に行きたくないあまりに不機嫌を巻き散らかします。
ぶすーっとして。
ため息なんかついて。
ダイレクトにその不機嫌を喰らうのは母親である私です。

トイレにいくのも洗面所で顔を洗うときも「ママ!来て!」と不機嫌に私を呼び、私に一緒にいることを求めます。
そして「学校行きたくない」を連発。
私が、どうしても嫌なら休んでいいのよと言っても、やだ!、と。休むわけには行かない、行かなきゃならないと。
「でも行きたくないー!」

月曜の朝は毎度この会話が、いつもに増して激しくあるんです。

2学期の後半に入ってから、彼女の憂うつがさらに増えました。
娘は小学4年生。音楽クラブに属しています。楽器が苦手な彼女だというのにある曲の木琴のパートを演奏することになったんです。しかも3月に、全校生徒の前で演奏を披露する事になったみたい。
そのクラブの活動日はなんと月曜日。
さらに憂うつが上乗せされるわけです。

「行きたくないよー!」
「今日は、あの!クラブの日だーっ!」
「なんでクラブなんかあるんだよー!」
「ママ!どうする?どうすんの?どうしたらいいの?」

どうも彼女は、自分だけ木琴をうまく演奏出来ないと思い込んでるみたい。まぁ実際そうなのかもしれないけれど。覚えのよいみんなに較べて自分は…と自己嫌悪になってるみたい。

「ママ!どうしたらいいの?どうしたら木琴出来るようになんの?」
それは練習しかないんじゃない?という私の意見は受け入れられません。
「やだ。絶対無理。」
前に鍵盤を紙に書いて、ボールペンで鍵盤を叩いて木琴のように仕立ててみたけどすぐに飽きちゃってました。

「あー、なんでクラブなんてあるんだよー」
「あー、なんで学校なんかあるんだよー」

グダグダでれでれしながらも時間になるとトボトボではあるが学校に向かい登校し始める娘。学校途中まで一緒に付き添って。
その帰りにこんなことを考えました。

ホント、なんで学校なんかあるんだろう。
私の頭の中に国民の3大義務が浮かぶ。
憲法に、制定されてるやつ。

教育の義務
労働の義務
納税の義務

教育の義務。
子女は教育を受ける権利がある。
その保護者は子女に教育を受けさせる義務がある。

日本の子供は教育を受ける権利があるみたい。親も自分の子供を教育させないといけないみたい。
でもこれはあくまで子供が教育を受けたいと思ったとき。子供にとっては、教育を受ける権利はあるけど、勉強しなきゃならない義務はない。親は子供が教育を受けれるようにする義務はあるけど、子供に勉強を強要する 義務はない。
なんか今の教育の解釈、少し違くない?

小学校って、すごく幅広くいろんな事を取り入れて経験させてくれる。広く浅く。中学校から大学に進むにつれて、この広く浅くがせまく深くに変化していく。そして子供達は自分の勉強したいことを選んで、夢に向かって、狭く深くに進んでいく。
つまり、小学校は、自分のしたい、やりたい事を見つけやすいように幅広い内容って訳だ。
しかしそうなると、うちの娘みたいに、やりたくもない木琴を演奏する羽目にもなってしまうわけだ。
頑張れる子供ならそれはチャンスだ。しかし全てがそうなるわけもない。
放棄する権利はないのか?!

そう言えば、去年不登校の3番目の次男と一緒に教室に行った時の事。ふと校庭を見ると他の学年の生徒達が逆上がりをしていた。出来ない子供が、一生懸命にやってる。それは素晴らしく、まぁよしとしよう。しかし、それを他の生徒が並んでじっと見ている。応援している訳でもなく。
逆上がりが出来ない子供にとって、それを他の子供達にずっと見られてるのってどうなのかな。私だったら、誰にも見られずのびのび練習したいと思うけどな。私ダメだって萎縮しちゃうかも。

幅広く経験出来るのって素晴らしいけど、したくない事にも寛容であってほしいかな。

私の娘も、音楽クラブを出席しなくてよいという選択肢があったとしたら、もう少し週明けの憂うつが軽くなるのかもしれない。
そうだ、学童の部屋みたいなのが学校にもあって、授業受けたくない時はそこで好きなことして過ごしていいよって決まりを作るのはどうだろう。今時の保健室のような。
そうしたら、1科目だけ受けたくないって子がいたとき、少し気が楽に登校できるかも。

娘を見送った帰り道にこんなことを考えて。なんか名案を思い付いたような嬉しい気持ちになりました。まぁ、いろんな意見があるとは思いますけど。
でも、お国の事です。改善策が出て、実現されるのに何年かかることやら。

学校の中って私が小学生だったかなり昔(40年前)から変わってない所が結構あったりする。
これは私が何年か前に小学校のPTA役員をしたときに感じたことです。

世の中はどんどん変わっていく。
学校も、もちろん家庭も、その在り方を随時考えてアップデートしていくのが必須。
柔らかい頭でいきたいものです。

あ、娘の木琴演奏ですが
練習出来るように奮発して木琴を買ってあげることにしました。Amazonで安そうなのをポチっとして。
娘に話すととても喜んで
「練習するする!他の曲もやってみようっと!」
とやる気になりました。
やる気が続きますように。