ドーモ、皆=サン。俺だぜ!
Jo. 9. Auctionで、とんでもねえコインを手に入れたぜ!

800円玉だ!

800
 
さて、知る人ぞ知るこのコインについて解説しよう。

 
末広がりの8という縁起の良い額面で発行。そして、通常のコインの4.1倍厚のピエフォーとしてこの年のみ打たれた。
当初4倍の厚さにする予定だったが、4と言う数字は縁起が悪いと考える人が日本人には多く、ならば4.1ならヨイ(良い)厚さになるということでこの厚さに決定したそうだ。
 

しかし、この厚みがこのコインの運命をかえる。
なんたることか!自販機に入らないという事が発覚したのだ。大急ぎで回収されたが、回収しきれず、ほんのわずかな数が市場に流出ってしまったのだ。
 
当時の大蔵大臣、卯月一(ウヅキ・ハジメ)大臣が出回ったコインの回収協力を呼びかけたが、後の祭り。
稀少性から回収に応じるものはほとんどいなかった。
 
そして、稀少なコインならどうしても手に入れたいと思う人が出てくるのは世の常、人のサガ。縁起の良い額面の幻のコインとして人気を呼び、価格が高騰してしまう。
そのあまりの高騰に外国のコイン愛好家、エイプリル・ジョーダン氏は思わず、「Ah, price fool!」と口走ったらしい。
 
さらに高価なコインとなると偽物が出現する。コイン偽造団、Bright Redがこのコインを偽造し世間を騒がせた。
それがまりにも有名になってしまったことから、偽造800円コインはBright Red Lieと呼ばれることになった。

 
さてこのコインに関するエピソードを全て語るには時間がいくらあってもたらないので、最後にこの一言で締めくくろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うそだよ!