ドーモ、皆=サン。タダノコレクターです。
 
今回のアンティークコインは、
ドイツ、ワイマール共和国 マクデブルク再建300年 1931A 3Reichsmark だ!

 

マクデブルク再建300周年銀貨、表

 

マクデブルク再建300周年銀貨、裏

 

ちなみに何からの再建かといと、1630年~1631年に起きたマグデブルクの戦いからの再建。 時はマッポーめいた三十年戦争の真っ只中。おぉ、ブッダ。なんと恐ろしいことか!マクデブルクの惨劇と呼ばれるほどの壊滅的な被害を受けたのだ。コワイ!
 
この前落札したコインのうちの1枚で、ちなみにグレードはPF67。
実は人気があり、過去に何度か手を伸ばしたことがあるが、ことごとく競り負けたコインだ。(ヌワーッ!)
今回は想定内の額で落札できた。
 
人気の理由は恐らく、デザインの良さ、そしてこのコインには5Reichsmark版がないからではなかろうか。
すまんな、本当にすまん。写真が下手でわかりにくいが、コイン中央の景観の部分と、裏の盾の紋章部分はマットめいた艶消し、外側の文字の部分は輝きのある作りだ。ワビサビ!
(フラッシュをたいたら茶色っぽく写ったが、実際は黒みがかった奥ゆかしい銀色だ)
 
なお、景観の上の年号に挟まれている絵は、マグデブルクの町の紋章。これはMagdがメイドや召使いの女性、Burgが城郭の意味らしいので、町の名の通りの紋章だ!
 
都市景観コインには含まれないかもしれぬが、景観が描かれたコインはとても見栄えが良い! 都市景観が高騰する中、この様なコインに注目するも良いのではなかろうか。
様々なドイツコインに思いを馳せつつ、今回はこの辺で。
サヨナラ!