ドーモ、皆=サン。
タダノコレクターです。
今回のアンティークコインは、
ドイツ、プロイセン 1915A マンスフェルト領併合100年記念 3マルク銀貨です。
表は聖ジョージ=サンの竜退治。
(ナムアミダブツ!哀れドラゴンは聖ジョージ=サンにくし刺しされ、しめやかに爆発四散した!)
ところでこの竜退治、またがる馬は馬鎧をつけ、槍を手に戦ってるのがイギリスと異なりますね!
裏は鷲の紋章。
黒くもなく、ましてやトーンのトの字もないので、
物足りなく感じる方もいるだろうが、気にしてはいけない。いいね?
(アイエエエ!コインの写真がうまくとれない!)
このコインはプロイセンがマンスフェルト領を併合してから100周年の記念コインなので、当然ながら単年発行。
発行枚数は30,000枚。
《 マンスフェルトについて 》
ここで少しプロイセンがマンスフェルトを併合した経緯をざっと紹介しよう。
マンスフェルト伯領を戦争によってぶんどったフランスは、
ナポレオンの弟ジェロームが治めるヴェストファーレンに統合した。
しかし、ナポレオンはライプツィヒの戦いで敗れ失脚。
1815年のウィーン会議によって、プロイセンがマンスフェルトを取得!
1915年はその100年後にあたる。
なお、コインに "segen des mansfelder bergbaues (マンスフェルト鉱山の祝福)" と印されている通り、
マンスフェルトはドイツで有数の銅鉱山地帯らしい。古事記にもそう書いてある。
記念コインを発行するぐらいだから、
マンスフェルトはとても重要な地域だったのでしょうね。
もうネタ切れであることを告白しつつ、
今回はこの辺で。
サヨナラ!