ドーモ、皆=サン。
タダノコレクターです。
 
図書館で何となく目についたので借りてみました。
 
世界のコイン 
 著者:藤沢優

 

本

 

初版が昭和40年なので、かなり昔の本です。
(50年以上前!和暦にして2つ前!)
 
本の約2/3を占める前半は、当時世界で使われていたコインを色々と紹介しています。
もちろん執筆時点の話なので、ロシアはソ連。
当然ユーロはなくフランスフラン、イタリアリラのコインが載っています。
ドイツマルクに至っては、東ドイツのコインも載っています(ベルリンの壁崩壊前ェ!)
 
当時、現在の状況になるとは誰が予想できたでしょう?
 
ともあれ、もう既に流通していないコインたち。
こうやって歴史の一部になっていくのですよね。
(もちろん今も流通しているコインもあると思いますが、どれが今も使われているかワカリマセン!あと当然ながら、この本にはヨーロッパ以外のコインも載っています)
 
そして残り約1/3の後半では、コインや貨幣の豆知識や各国通貨の一覧など便利表が記載。
フランスの種をまく人にモデルとなった女性がいるとは知りませんでした。
 
色々なコインがあったんだなぁと、
しみじみ感じる一冊でした。

 

とまぁ、時代の変化を感じたところで、今回はこの辺で。

オタッシャデー!