日新公いろは歌 そそ そしるにも二つあるべし大方は 主人のために なるものと知れ ⇒家臣が主人の悪口を言うのは二通りある。主人を思うあまり言う悪口と自分の 利害から来る悪口である。主人たるものは良く判断し、反省の資とすべきだ。
日新公いろは歌 薩摩藩 ええ えへる世をさましてやらで盃に 無明の酒を かさねるはうし ⇒この迷いの世の中、その上に杯を重ねて酔いしれ、迷いの上に迷いを 重ねて歩くのは情けないことである。真っ直ぐに先を見据え歩くべきだ。