そ そしるにも二つあるべし大方は 主人のために なるものと知れ 


⇒家臣が主人の悪口を言うのは二通りある。主人を思うあまり言う悪口と自分の

 利害から来る悪口である。主人たるものは良く判断し、反省の資とすべきだ。

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え えへる世をさましてやらで盃に 無明の酒を かさねるはうし 


⇒この迷いの世の中、その上に杯を重ねて酔いしれ、迷いの上に迷いを

 重ねて歩くのは情けないことである。真っ直ぐに先を見据え歩くべきだ。

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