「未来少年コナン」の頃から宮崎駿監督が大好きで、
「ルパン三世カリオストロの城」からずっと「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」までは劇場に足を運んでいました。
もちろん「ビデオ」や「DVD」では全作品チェックしてましたが、こうして実際に足を運んだのは「35年ぶり」となります。
「ネタバレが嫌だった」という事が主な理由ではありますが、
前作の「風立ちぬ」が宮崎駿監督の引退作というのが受け入れなれなかった事が一番かな。
「ネタバレ」にならない(と思われる)感想を少しだけ。
良くも悪くも、「宮崎駿監督」らしい作品でした。
監督がやりたい事を全部やり尽くしたような感があります。
これからのジブリというか、アニメ界への「遺書」みたいにも思えました。
かといって独りよがりの内容でもなく、
めくるめく映像はいつにも増して素晴らしいし、
「仲間」を得てからの胸をすくような展開も楽しいし、
観客を選ぶ映画なのかもしれないけど、
一度でも「宮崎駿作品」に心踊らされた人なら、
観るべき作品なんだと思います。
それこそ「君たちはどう感じるか」「どう思うのか」です。
一切の宣伝活動をしない事でも話題になった作品でしたが、
これは確かに宣伝もしづらい内容かも。
あとはやっぱ「声優」ですね。
やっぱ本職に任せないと駄目。
僕がジブリというか、
宮崎駿監督の映画を劇場で観なくなった原因の一つです。