ON THE ROAD '90 "FOR WHOM THE BELL TOLLS" 1990年7月22日 青森文化会館
まちにまっていた、省吾のツアーが始まった。
だがそこに、秋田の文字は見あたらなかった。
そこで、我々夫婦は、青森への参加を決心した。
青森2Daysの2日目である。
まだ1歳ちょっとの息子を現地の託児所に預けるのは、かなり勇気がいることだった。
しかし実行した。青森まで約200キロ、ドライブには丁度いい距離(?).高速を出て青森市内に入ると、なんだか物々しい雰囲気。
あとできいたのだが、昭和天皇が来てたらしい。
後ろ髪を引かれながらも、息子を託児所に預けて、会場の青森文化会館に向かった我々は、
何事も無かったかのように、ツアートラックの前で写真を撮ったりして、うかれていた（笑）。
そして、ライブは始まった！
1曲目は、「MY OLD 50'S GUITAR」から。
一生懸命カウベル（というらしい）を叩く、省吾がそこにいた。
夢の一時だった。
「青の時間」などは、賛美歌のように響いた。
「BASEBALL KID'S ROCK」。
おそらくロックコンサートでは、初めてのウェーブも経験した。
「誰が為に鐘は鳴る」というアルバムも、
省吾の一つの分岐点だったと思う。
もしかしたらこのアルバムで、省吾から離れていった人もいるだろう。省吾の本質は、何も変わっていないのに。
「夏の終わり」では、省吾はこう歌った。
「静かに、二人暮らそう♪」
なんとなく、安心したのは、僕だけだろうか。
セットリスト
MY OLD 50'S GUTAR
HELLO ROCK'N ROLL CITY
SAME OLD ROCK'N ROLL
モダンガール
恋は賭け事
LONLEY
BASEBALL KID'S ROCK
少年の心
青の時間
サイドシートの影
OCEAN BEAUTY～
マイホームタウン
BIG BOY BLUES
J.BOY
詩人の鐘
君が人生の時
アンコール
MIRROR～こんな夜は I MISS YOU
風を感じて
ON THE ROAD
夏の終り