敬愛する「藤岡弘」さんのインタビュー記事がありました。
「本郷猛の死にざまばかり考えていた」というのは,
我々ファンにとってはショッキングな事ではありますが、
大きすぎる役のイメージというのは、
役者としてはマイナス面も多かったのでしょう。
原作漫画では2号ライダー「一文字隼人」を登場させるきっかけとなったのが、仮面ライダー「本郷猛」の死という出来事でしたから、
「仮面ライダーは永遠に死なない」と語った「石森章太郎」先生の言葉は、一見矛盾があるようにも感じます。
ただ「もう自分だけの仮面ライダーでは無い」
という想いもあったでしょうし、
「仮面ライダーの精神はずっと続いていく」
という意志表明でもあったのかなと思います。
とはいえ、今の「仮面ライダー」が、
「本郷猛」の精神を受け継いでいるかというと疑問が残りますけど、
藤岡弘さんは今でもヒーローそのものです。