あれはいつ?
氷雨降る早春の午後
押し寄せる高波に砕けた未来
(浜田省吾 アジアの風 青空 祈り part-2 青空 より)
もう10年なのか。
まだ10年なのかは感じ方なのでしょうが、
あの日を境に人生が変わってしまったという方は少なくないはず。
そして世界も・・・。
僕らもあの時、息子の引っ越しの関係で仙台に居て被災しました。
予定通り塩竃に向かっていたら、
津波の被害も受けていた可能性もありました。
2日間大学の校内に避難していて、
ガソリンスタンドが再開してから、
山形回りで逃げるように秋田に戻ってきました。
あんまり思い出したくは無いけど、
忘れる訳にはいかない。
口にはあんまり出さないけど、
仙台に残った息子はかなり苦労した事と思います。
その息子も今は秋田に戻って来ました。
僕にはあっという間の10年でしたが、
彼にとってはどうだったのかな?
そんな事を考えた3月11日でした。