米国では先日、最高裁判事のルース・ベイダー・ギンズバーグ氏が亡くなられた。同氏はリベラル派。
その後任に、米国の現大統領は保守派のエイミー・バレット氏を指名(関連記事:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64299780X20C20A9000000/)
米国の最高裁判事(9名)の構成は、今回のように、しばしば論争の的になる。米国が典型的な訴訟社会であることと、民主主義が辛うじて機能していることがその背景にある、と思う。
日本の場合、衆議院選の際に最高裁判事の国民審査があるが、それが話題になることはほとんどない。一言、仏作って魂入れず状態。映画「新聞記者」の一シーン、「この国の民主主義は形だけでよい」を最も体現していることの一つがこの国民審査ではないか。
最高裁判事は Supreme Court justice (または judge)、justice of the Supreme Court といった言い方がある。
例文: President Donald Trump has nominated Amy Coney Barrett for the Associate Justice of the Supreme Court. (
https://www1.cbn.com/cbnnews/politics/2020/september/trump-makes-it-official-amy-coney-barrett-nominated-to-supreme-court より抜粋)(トランプ米大統領はエイミー・コニー・バレット氏を最高裁判事に任命した)
associate justice は連邦最高裁判事の意味。