今日、昼食を取っていたイタリア料理のお店で、隣のテーブルにいた子どもの一人が「ナスが嫌い」と話しているのが聞こえた。
特に子どもの場合、多かれ少なかれ、食べ物の好き嫌いが見られる。
嫌いな食べ物を克服する、うまくいけば逆に好きになる方法の一つは、もともと好きな食べ物と一緒に料理することで、嫌いな食べ物への苦手意識をなくすることでは、と思う。あと、嫌いな食べ物の内容にもよる。全体的な栄養のバランスに悪影響が無ければ、無理に食べない、という選択肢もありかな、と思う。
私が子どものときに苦手だったのが、トマト、ナス、長ネギ、漬物全般。トマトはミニトマトが食べられるようになり、その後、普通のトマトも食べられるようになった。どうもあのベチョッとした感じが最初は嫌だった。ナスは焼きナスがダメだったけど、みそ汁に入れたものや炒めたものなら抵抗なく食べられ、後に焼きナスも大丈夫に。
長ネギは細かく刻めば食べられ、また、焼き鳥や焼き肉と一緒であれば食べられるように。
漬物については、どうもあのにおいに抵抗があった。今でも、糠漬けやキムチ以外は積極的には食べない。そもそも市販のものは添加物まみれのものが多いし。
今でも苦手なのは納豆。これはいまだに克服できず。納豆以外の大豆食品は好きなのだけど。それから、ラッキョウもあまり好きではない。原因は漬け汁。エシャロットは逆に好物。酢味噌とよく合う。
海外へ行くと、ときどき、口に合わないものがある。中国系の国では、豚の血を固めたもの。レバーをさらに生臭くした感じ。ラー油を大量にかけて臭みを消して、どうにか食べられた。もう一つは、酢漬けのビートルート。これは酢の甘ったるさが原因(豪州の場合)。よく付け合せで出てくるけど、肉や魚と一緒でどうにか食べられる。