以前、仕事でドイツにいたとき、地元の人からこんな話を聞いたことがある。
自分たち(国民、市民)にとって不利な法律が制定されようとしたとき。フランス人は制定される前にそれを潰そうとする。ドイツ人は制定された後に文句を言う。
フランス人の場合、今も続く黄色いベスト運動をみても、確かにそうだな、と思う。
ドイツ人に関してはちょっと意外。政治意識は決して低くはないのだが。
それに比べ、日本は…とどうしても考えてしまう。特に安倍某が政権の座に就いて以来、悪法が制定されても文句すら言わない人が多い。どうしても、個人の権利の意識の弱さに行き着いてしまうが、ただでさえ弱いところに、安倍政権のデタラメに飼い馴らされている感じ。今できることは、デタラメな政府に悪法を使わせないようにすること。もちろん、悪法は廃止が筋だけど。