今日8月15日は終戦記念日。曲がりなりにも73年続いている日本の戦後を新たな戦前にさせないように。
ドイツの元大統領、リヒャルト・フォン・ワイツゼッカー氏の次の言葉を改めて噛みしめたい。第二次大戦、ナチスドイツの過去に対しての思いよりもむしろ、ドイツの誇りに重点が置かれていたという指摘もあることは念頭に置いた上で。
- 過去に目を閉ざす者は未来に対しても盲目である
- 過去を否定する人は、過去を繰り返す危険を冒している
- 若い人たちに過去の歴史の過ちの責任はない。だが、その過ちがなぜ生じたのかを知ることは必要だ
あの第二次大戦。日本は被害者であると同時に、加害者でもあった。「二度とあっては(起こしては)ならない」の思いはもちろん、あの戦争がなぜ起きたのか、その「なぜ」を問い続けたい。