ネットに押され次々に新聞が廃刊になる米国での名門紙の末路
【書評】『ウォール・ストリート・ジャーナル陥落の内幕』(サラ・エリソン著・土方奈美訳/プレジデント社..........≪続きを読む≫
メディア王、ルパート・マードック氏の最近のスキャンダルを見て感じたのがこれ。
読者のニーズに応えると言えば聞こえは良いが、マードック氏の場合、ジャーナリズムではなく、カネの力で米英や、出身国である豪州の政治を左右するようになったのが結局は仇となるだろう。

そんな中で、純粋なジャーナリズム、それも真に市民・民衆の立場に立ったジャーナリズムが企業体として成り立つかどうかだけど、それについては、米国の独立系メディア、Democracy Now! が一つのモデルになるだろう。

Democracy Now!: http://www.democracynow.org/

これは視聴者からの寄付で成り立っている。

日本で同様の性格を持つメディアとしては、週刊金曜日や DAYS JAPAN があげられる。

こうしたメディアが今後も成り立っていくかどうかは、視聴者や読者の意識にかかっていると言える。すなわち、自分で情報を読み解く力(メディアリテラシー)である。