今年、ある通訳の仕事で、別の通訳者と、「最近、世界では、英語を話す人も、ネイティブ(母語)の人よりネイティブでない人の方が多くなっている」という話になった。それは通訳をしていても感じる。
そこで、おととしと去年に関し、仕事で担当したネイティブと非ネイティブの数を比較してみた。
いずれの年も、ほぼ2:1の割合で、非ネイティブの方が多かった。
非ネイティブで一番多かったのはインド。他には、シンガポール(Singlishとも呼ばれるが、ここでは非ネイティブに分類)、香港、フィリピン、ドイツ、フランス、ブラジル、インドネシア、東チモール、UAE(アラブ首長国連邦)、イタリア、パレスチナなど。