政治資金の裏金問題で、自民党の派閥が解消と言うことらしく、推薦人の20人さえ確保が出来れば「出たい人が出られるようになった」というので、賑々しく9人もが立候補した総裁選。紆余曲折?という表現が適切かどうかは判らんが・・決戦投票の結果、高市オバサンの女性による初の総裁はならなかった。高市オバサンのことはニュースで斜め読みをするだけで、殆ど知らない。だが報道陣への「敗因の弁」を読むと、そつのない万事に行き届いた弁なので(タカ派的と言われる政策は別にして)小泉ジュニアとは大違いの賢い人だなぁと認識を新たにした。もっとも高市オバサンにしたら小泉ジュニア程度と比較され、気を悪くすると想うけれどネ・・・
日本の総裁選はパキスタンでもニュースになっており、石破は「安全保障政策のエキスパート、元防衛大臣」として紹介されてもいるし「日米安保条約の下、日米同盟を米英と同等に引上げ、日本をより自立した普通の国に変える」というのが、パキスタンのニュースだけではなくロイターやニューズウィーク等でも大きく取り上げられている。早い話が・・石破は、日米関係は完全な従属・奴隷関係であり、それを少しでも普通に近づけ「日本としてモノが言えるようになりたい」と解釈したらいいのだろう?
しかし、国際関係は日々不可解に変化し??きょうのロイター電でロシアの外相が「核兵器は北朝鮮の防衛基盤、非核化は古い概念」だ等と言いだしている。安保条約の下、米国は日本を防衛する義務があると言うが・・北朝鮮の核弾頭を搭載したミサイルが米国本土を直撃するとしたら、アメリカは日本を守るどころではないわな。とりあえず石破の言う「日本としての主張」は凄く大事だと想う(アメリカは時に不都合な人間を抹殺する、田中角栄のように。だからやり過ぎて抹殺されないことを祈るが)

 

イスラエルは米国から87億ドルの軍事支援金を確保したと、きょうのニュースだ。ユダヤ人の富豪がいるかぎり補給は無尽蔵だろう・・不幸なことに紛争は終わらないな。