8月は満月に次いで美しいとされるのが満月1日前の月、待宵の月だというのは本当だと思う。モンスーンの最中だというのに、雨は明るくなりかけの朝方か午後に少し降るだけで、ラッキーなことに夜には雲の無い澄んだ夜空が続いている。おかげで、今夏はすでに4日間も続けて月を愛でる機会に恵まれた。もっとも窓辺にかかる月を見つけては、マメに屋上へと足を運ぶせいでもあるが。今朝は未明にやや西へと傾きかけた18夜の居待ち月。でも月は、やはり東の空に昇って来る時が最も美しいとオバハンは思う。

3日前、我が家の前の道路を含め、外交団地区へ通じる首都のあちこちでいきなり道路封鎖。いつもは15分ほどで学校への行き来が出来るのに1時間以上もの渋滞。きょうも大使館からのお知らせや、ニュースなどでは市内および、その周辺で複数の交通規制が敷かれ、警備が強化されている。公立・私立学校など全ての教育機関は閉鎖とあるが、我が家の子供たちは早めに家を出た・・政党の言う「平和的な政治闘争は、我々の憲法上および法的権利である」というのは正しい。政府は集会申請が出るたびに「許可」を出し、直前になると何らかの理由をつけて「集会に対して異議なしの証明書を取り消し」する姑息さだ。もっとも政治集会・抗議に集まる方も「贔屓の引き倒し」的な人々も多々、問題集会に発展することが多いから、集会を主導する方も気が気ではないことではあろうが。それにしても党首を崇める人々、自分たちが過激な行動をすることによって党首・指導陣の考える行動から外れ、迷惑がかかるとは想わないのか? 昨年5月だったか、抗議集会が荒れて党首が「扇動した」として刑務所に収監されているイムラーンだ。本日の正義党による集会は、首都に通じる道路がすべてコンテナ山積みによって封鎖されたから・・集会は9月8日に延期にはなった。

蛇足:投獄されているイムラーンだが、イギリスのオックスフォード大学の現学長の退任に伴い、次期総長に獄中から立候補と。立候補するのは自由であろうが、やれやれ・・何をかいわんや、まったくの俗物だな・・
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