久しぶりに無為に過ごしたような気分・・だからと言って何時も特別有為に過ごしているわけではないのだが、きょうは1日を損したような気分でいる。何時ものように5時には屋上へ行き、マルガラ丘陵にかかる薄い雲に朝の光が当たり始めるのを眺め、夏至から1か月近くになるから日の出が遅くなった・・等と思いながら麦茶をゆっくりと飲み、カラスたちに餌をやり・・と、広い家の窓の開け閉めなど等をはじめ、ほぼ定番の行動を開始だったのに無為に過ごしたとの思いが強い。昨日は久々にフレディリック・フォーサイスの本を手にし、2日かかっての再読だが改めてパキスタンやアフガン、米英などの当時の背景が良く解り(もっともオカシイと思える小さな設定も、あるにはあるが)国際関係の勉強にはなった。日銀の総裁と小説家は嘘をついても良いという記述を思いつつ、フレディリック・フォーサイスは物語の展開が巧いなぁと。が、きょうの本は時間の無駄に思えた。そもそも2年ほど前から気になっていた本が無料版で出ていたからと手に取った、オバハンのしみったれた貧乏根性も悪かったな。作者には大変失礼だが無為な1日になったような気がするのは、その本のせいだ。

フレディリック・フォーサイスの本を読み・・アメリカの大統領選挙、その行方に(ある意味)世界中の人間の命運がかかっている等との想いを深くしているオバハンだ。きょうのロイター通信のオピニオンを斜め読み、先般からトランプが大統領になったら、アメリカ・ファースト主義を掲げているから、国際的な枠組みなど平気で無視(脱退)もするだろうし、貿易関係の関税もアメリカ・ファーストになるのだろうから、他国への援助(軍事支出)も大きく変わるだろうし、日本もパキスタンも(世界中が)影響をさらに受けるのだろう・・などと感じてはいたが。その思いがさらに痛烈になった。