夜明け前から雲一つなしの快晴が夕方まで続いている、日本ならさしずめ梅雨時の晴れ間というところかもしれないが、湿度をさほど感じないからモンスーン時とは想えない。ただしマルガラ丘陵が見えているにもかかわらず大気の汚染度数は200超えで酷い。大気汚染度を計っている場所はどこなのか?など、ときおり想うことはあるが、真面目に検索したこともない。首都の中でも東寄りの、緑地帯にあるオバハンの家周辺は、少なくとも少しはマシな筈だが・・と想うことにはして暮らしているが。
さてさて・・本日の午後、元首相のイムラーンに対し逆転無罪が言い渡された。イムラーンは再婚禁止期間に違反し、現在の妻(ブシュラ)と結婚した罪に問われ、7年の刑と50万ルピーの罰金を言い渡されていたが、それに対しての「逆転無罪」だ。ブシュラは2017年の11月に元夫と離婚、2018年1月1日にイムラーンと再婚したことに対し、今年の1月か2月だったかに、ブシュラの元夫が既に結婚後数年も経っているにもかかわらず、イムラーンとブシュラの結婚が「違法」だと申し立てたという奇妙さ。まぁ、これはパキスタンの総選挙を睨んでの嫌がらせの一環であったのだろう。もっとも裁判沙汰は他にもあって、そちらは無罪とはなりそうにないが。
相も変わらずイムラーンの率いる正義党への支持者は「熱い」し、政府も正義党を完全無視することが出来ないのを改めて認識したのだろう。政権政党ともなれば気に食わない者を罪に落すのも、無罪にするのもお茶の子さいさいのパキスタンだ。