警察が防犯カメラに写っていた映像や人的情報源を通じ、2か月余も追跡していた車両窃盗団が首都に入るとの情報で、車両強盗班、危機対応チーム、対テロ部隊が様々な地域に検問所を設置。我が家から1㎞も離れていない東の首都入り口で警察が窃盗団の車と遭遇。停めようとした警官にむかってギャングたちが発砲し始めたので、警察側も応戦し派手な銃撃戦。ギャング3人が死亡、1人(ギャングメンバーの女性)が負傷。複数の州にまたがる悪名高いギャング団を逮捕とのことだが・・首謀者は死んでしまった。ギャングと言えば人口2300万人だかの大都市カラチの下町リアリにも凄いギャングがいて、先日、戦闘指揮官が逮捕されたとあったなぁ。誘拐、麻薬密売、恐喝、関与した殺人は1000件とか。2年半前は2軒おいた東隣に5人の強盗が入って、表通りには警察車両数台が集まり警官もテンコ盛り。そうした状況をなぁ~んにも知らないオバハンは、犬たちを連れて散歩をしようとノコノコ裏道へ出たら、家の直ぐ裏でピストル音、数発。「どこのアホゥがピストルをぶっ放しているのか?真昼間からなんじゃい!!」と想っていたら・・猛ダッシュで走って来る兄ちゃん。その後ろをさらなる猛ダッシュで髪の毛を振り乱して追いかけて来る太り気味の兄ちゃん。エンジンをかけて待ち構えていた車に乗ろうとしたところを先の兄ちゃんはタックルされ、大きなナイロン袋(貴金属・現金入り)をゴロンと落としてしまったが、そのまま走り去った車。さらにその後を警察車両が何台か・・というふうに、パキスタンの治安は褒められた様相ではない。これも貧しさの故かも。

このところ世界遺産の姫路城への入城料をめぐって些か賑やかだ。姫路市長が外国人観光客を対象とした値上げを検討、「外国人観光客は30$くらい、市民は5$くらいでは?」との提案。いいんじゃないの、オバハンが知っている限りでも、世界の有名な観光地では外国人料金、当事国の人料金と別れているところが殆どだ。