おはようございます。ユウです。
今日は、B’zの思い出話の続きです。
前回は中3で初めて
LIVE-GYMに参戦した話でしたが
今回は高校生編です。
最初に言っておくと
B'zの話より
自分の話が多くなりますが
B'zとも関わりのあることなので
お付き合いいただけるとうれしいです。
↓前回はこちら
さて、1997年
わたしは高校生になりました。
この年、B'zはシングルを3枚
アルバムを1枚リリースしました。
シングルは
「FIREBALL」「Calling」「Liar!Liar!」
アルバムは名盤と名高い
「SURVIVE」です。
↓3枚のシングルは
すべてアルバムにも収録されてます
B'zは前作「Spirit LOOSE」で
人気を不動のものとしており
ハードロック路線が
一気に加速していった時期です。
そのころのわたしは
中高一貫校に通っていたため
高校受験はなく
外進生が少し入ってきた程度で
基本的にはクラスメイトは同じでした。
だから、高校生になったとはいえ
そんなに新鮮さはなかったんです。
でも、当然クラス替えはあるわけで……
わたしは高1のとき
初恋をしました。
相手はなんと中学時代に
2回告白されたのに
振ってしまった同級生でした。
彼とは部活は同じだったけど
中学時代同じクラスになったことがなく
あまり話す機会がなかったんです。
振ってしまったのは
相手をよく知らなくて
どう接していいのかわからなかったから。
(でも顔は好みだったw)
ですが、高校でそんな彼と
初めて同じクラスになり
しかも出席番号の関係で
席が隣になってしまった……。
もちろん、そのうち席替えはあるのですが
うちの学校は
テストのときは絶対に出席番号順で
席に座るので
テストのたびに
隣り合わせになる羽目に……。
最初は本当に憂鬱でした。
気まずくてしょうがなかったし
わたしたちの事情を知っている男友達は
面白がって授業中にわざと
彼に手紙を回すように頼んできたりw
で、気まずいあまり
男子が彼の名前を呼ぶたびに
妙にどぎまぎしてしまうようになり
相手を気にするあまり
気がついたら
好きになっていたというw
「あ、これが恋か」と自覚したのは
高1の夏前ぐらいでした。
でも、2回も振ってしまった相手に
今さらどの面下げて
気持ちを伝えるのか?
いやいや、無理だ。
告ったってうまくいきっこないし
そんなの無神経すぎる。
そんな禅問答を繰り返していました。
そして、そのころ
体育祭の応援団を決めることになり
わたしはじゃんけんで負けてしまって
やりたくもない応援団を
やることになりました。
「最悪!」と思っていたのですが
なんと、彼も応援団になったことを知り
かなりテンションが上がりましたw
少しでも話ができる機会が増えるのが
うれしかった。
でも、わたしの淡い期待は
夏休みに脆くも崩れ去ることになります。
夏休み中、応援団は練習のため
学校で集まって練習していたのですが
ある日、彼が同級生の女の子(Aちゃん)と
歩いているのを見てしまったんです。
Aちゃんは外進生でしたが
彼女も応援団だったので
わたしも仲良くなっていて
たびたび一緒に下校する仲でした。
仲良しのAちゃんと
彼が付き合っている……
それを知った瞬間
ショックでショックで
走ってトイレに駆け込み、泣きましたw
女友達に話を聞いてもらったところ
彼女は、Aちゃんから告白して
2人が最近付き合い始めたことは
知っていたけど
ユウが傷つくだろうと思って
言えなかったと話してくれた。
わたしの初恋は
チャレンジするまでもなく玉砕。
体育祭の後、彼の家で
応援団の打ち上げをしたけれど
彼とAちゃんが
ふたりでベランダで
話しているのを見るのが
辛くて辛くて
しょうがなかったですw
その上、男友達が
藤井フミヤの「TRUE LOVE」を
アコギで弾き語りしたりするものだから
完全に傷口に塩w
そして季節は秋。
B'zのアルバム「SURVIVE」が
リリースされました。
この状況下で
アルバムに収録されている
「泣いて泣いて泣きやんだら」を
最初に聴いたときの
わたしの気持ち
想像に難くないと思いますw
"そんなにせめないで
あなたが悪いわけじゃない
一人じゃないんだから
心こすれあい 血がにじむことだって
たまにあるでしょう
泣いて 泣いて またいつか泣きやんだら
小さな胸をはってもいいんじゃないか
どうやったって毎日は過ぎるし
くやしさ少ないほうがいい"
まるで自分のための曲なのかと
思うぐらいでした。
そして失恋の苦しみを
毎日毎日味わっていました。
2回も傷つけておいて
1人勝手に好きになって
彼女ができたらまた勝手に傷ついて。
そんな身勝手な自分も嫌だった。
そして幸か不幸か、応援団をきっかけに
わたしは彼と仲良くなり
男女のグループで
休日にカラオケに行ったりする程度の
関係になっていました。
さらに席替えで
わたしは彼の前の席になり
ドキドキする気持ちを抑えられず
頻繁に彼の夢を見るほど
悩んでいました。
また、彼はバンドマンで
音楽が好きだったので
席が近くなってから
CDの貸し借りをすることもありました。
ある日、彼に貸していた
Charaのアルバムを
彼が返してくれたとき
歌詞カードに手紙が挟んでありました。
そこには
「俺にできることがあったら
何でも言ってね。
協力するから」
と書かれていました。
わたしに好きな人がいるらしい
ということを知って
書いてくれたんです。
(相手が誰かは知らなかったらしい)
それを読んでわたしはまた
「泣いて泣いて泣きやんだら」を
聴いて、聴いて、聴きまくり
泣きに泣きました。
"泣いて 泣いてまたいつか泣きやんだら
どこかおいしいもの食べに行きましょか
これはお節介か恋の告白なのか?
ねぇあなた
好きにとってくれていいよ"
彼の心境も
この歌詞と同じだったらいいのに。
現実はただのお節介なのに
そう願わずには
いられなかった。
この曲を聴くと
今でもあのときのことを
思い出して切なくなります。
あのころ
何度この曲を聴いたんだろう。
距離が近づくほどに
苦しくなる。
いやー、ほんとあれはつらかった。
アオハルですねぇ……(←遠い目)
そんなある日
大きな事件が起こったのですが
長くなりそうなので
今日はこのへんでやめときます。
いやー、それにしても
B'zは失恋の名曲が多いですね。
稲葉さん、あんなカッコいいのに
女々しくて情けなくて
モテない男の歌が似合いますよね。
きっと人が良くて奥手なんだろうな。
いい人止まりの曲、すごく多いですよね。
では、長々と個人的な思い出話に
お付き合いいただき
ありがとうございました。
せーのっ!
おつかれ~。