「B'z LIVE-GYM2008-ACTION-」レビュー | My Pleasure&Treasure

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学生時代に熱狂したB'zをまた好きになった新米B'zファンのBlog

おはようございます。ユウです。
 
今日は
「B'z LIVE-GYM2008-ACTION-」
をレビューしていきます。
 
2008年は、
B'zのデビュー20周年という節目の年。
 

 

↑アルバムはこちら

 

このライブは
アルバムツアーですが
 
このツアーのあと
先日レビューした
「B'z LIVE-GYM Pleasure2008 
GLORY DAYS」
も開催しており
 
B'zにとっては
かなり忙しい1年だったと思います。
 
↓「GLORY DAY」のレビューはこちら

そういう事情もあり
事前にファンクラブで行った
人気投票の結果を
 
Pleasureだけではなく、
本ツアーでも取り入れた
選曲となっていることが
このライブの特徴ですね。
 
また、日本ガイシホールという
B'zのLIVE-GYM映像作品にしては
わりと小さめのハコで
収録されてるのも珍しいかなと。
 
ぱっと見「あれ?結構狭いな」
と思ったんですが
キャパは1万人ぐらい。
 
わたしの地元で
いちばん大きなハコが
キャパ6000人弱なので
十分大きかったっていうw
 
まぁ、B'zの映像作品は
大規模なアリーナとか
スタジアムが多いから
そう感じたんだろうけど
 
1万人で小さく感じるって
いつもどんだけたくさん
観客を集めてるんだって話ですよね。
 
 
さて、前置きが長くなりましたが
このライブ、ハコが大きくないので
ド派手な演出はないけれど
 
なかなか凝ってます。
 
オープニングでは
脱獄囚と警官の逃亡劇が繰り広げられ
 
中盤で演奏された
陽気なアルバム曲
「HOMETOWN BOY'S MARCH」では
稲葉さんがハンディカメラで
会場を撮影し
その映像が映し出されるという演出が。
 
最後に自撮りしてた
稲葉さんがめっちゃかわいい。
 
ライブ前のお客さんの映像が流れたのも
ファンにとっては
すごく嬉しかったと思います。
 
また、本編後半の
「Gimme Your Love
~不屈のLOVE DRIVER~」では
B'zのライブでは珍しく
男性ダンサーが登場します。
 
ダンサーがものすんごい
ブレイクダンスをするんですが
 
それを腕を組みながら
感心して見てる松本さんもかわいいw
 
その後、ダンサーをいじる
稲葉さんもかわいいw
 
 
あくまで想像ですが
男性ダンサーを起用したのは
EXILEとか三代目などの
ダンスグループが大人気だから
取り入れてみたのかなぁと。
 
B'zって曲でもそういうことします。
今流行ってるものを
自分なりの形で表現する。
 
こんだけキャリアも実績もあると
自分たちのスタイルに
固執しがちなんですが
B'zはすごいですよ。
 
スポンジのように
今のニーズを吸収して
臆することなくトライしていく。
 
 
また、「小さな幸せ」という
コーナーもすごく良かったですね。
 
松本さんのオチが最高だったw
 
 
さて、曲についてですが
「ACTION」というアルバムは
全17曲というかなりのボリューム。
 
加えて先述のように
人気投票の結果も加味した
内容となっているため
 
演奏されなかったアルバム曲も
結構ありますね。
 
会場によっては
セトリの半分ほどの曲が
違ったりもしていたみたいです。
 
 
この映像作品の中でレアなのは
「New Message」
「Tonight(is the night)」
あたりでしょうか。
 
「Tonight~」は
アルバム「IN THE LIFE」当時より
太く力強くなった稲葉さんの声が
とても新鮮でした。
 
あと、愛ままの
アコースティックアレンジが
もうドツボすぎました。
 
アコギのカッティングが爽快で
聴いてて心地良かった。
 
 
でもまぁいちばんの見どころは
やっぱり本編ラストのMCから
「光芒」の流れ。
 
もう感動しっぱなしでした。
 
稲葉さんのMCを簡単に書いてみます。
 
"壁にぶつかったとき
やっぱり行動を起こさないと
前に進めないんです。
でも、アクションを起こしたからといって
うまくいくとは限らない。
 
行動する前とさして変わらなかったり
ときには今までより酷い状況に
なっちゃうことだってあります。
 
じゃあ何のためのアクションなの?
ということになるんですが
アクションを起こすことで
もしかしたらそれを見ていた誰かに
感動や希望を与えることが
できるかもしれないんです。
それってサイコーじゃん?
 
もし誰も見てなかったとしても
10年後、20年後の自分が見てるって思えば
アクションのしがいがあるでしょ?
(中略)
だから、一人ひとりのアクションの中に
誰かを感動させる力が潜んでいることを
忘れないでください"
 
そして、アルバムの中でも
おそらくいちばん人気があるであろう
「光芒」が始まります。
 
演奏中は稲葉さんの顔のドアップが
すごく多かったので
余計に凄みを感じましたね。
 
アルバムの制作に苦しんだお二人の
葛藤が凝縮されたような
 
絶望、喪失感、深い哀しみと
その先に見える僅かな光。
 
歌い終わると演奏が終わる前に
ペコリと頭を下げて
舞台袖に引っ込む稲葉さん。
 
こういう終わり方は
B'zのライブで見たことがない。
 
でも、ものすごく良かった。
とにかく良かった。
 
感動しました。
 
このあとのアンコールでは
いつも通りの盛り上がり。
 
今回は、ライブの定番曲
ウルソをやらなかったのも特徴かな?
 
 
まとめると、この映像作品は
 
今までにないトレンドを押さえた演出と
ポップさが感じられる楽曲やアレンジを
楽しめつつ
 
「光芒」の余韻が
いつまでも心に残る
 
そんな作品だったと思います。
 
ちなみに、アンコールで
稲葉さんが素肌に
赤い革ジャンを着てますが
 
わたしが調べた限りだと
このライブ以降、稲葉さんは
上裸になっていないのだとか。
(違ったらごめんなさい)
 
まだまだ見惚れるほどの筋肉美を
お持ちなので
いつの日か拝見したいですが……(←変態か)
 
 
そんなわけで、今回はこのへんで。
 
せーのっ!
おつかれ~。