「愛のバクダン」に込められた想いを推察する | My Pleasure&Treasure

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学生時代に熱狂したB'zをまた好きになった新米B'zファンのBlog

おはようございます。ユウです。

連日、B'zの映像作品を見ていて
ライブで演奏する率が高い曲が
結構わかってきました。

そんな曲のひとつが
「愛のバクダン」です。

2005年3月9日に
35枚目のシングルとしてリリース。

アルバム「THE CIRCLE」に
収録されています。

↑初回限定盤はやはり高値……

わたしが第1次ファンをやめた後に
出た曲なので

サビは何となく知ってたけど
曲をちゃんと聞いたのは
ごく最近のことです。


この曲、わたしはいい意味で
B'zらしくないというか
珍しいタイプの曲だなぁって
思ったんです。

ここまで徹底して
底抜けに明るい曲って
B'zでは珍しいなと。

あくまで個人的な感覚ですが
B'zの曲は
マイナーコードとメジャーコードを
行ったり来たりする
メロディーが多くて

(例えばAメロBメロは
マイナーコード
サビはメジャーコードメインとか)

そこに稲葉さんの歌詞が
乗っかることで

苦しさや切なさを表すとともに
そこから脱しようとするときに
背中を押してくれるような
曲調に仕上がっている。

つまり、明るさと暗さの
絶妙なバランスが
B'zの曲が多くの人の共感を得る
理由のひとつなんじゃないかと
思っているんです。


でも愛バクは違う。

メロディーに暗さが全然ないし
コード進行が
ビックリするぐらい単純なんです。


調べてみて納得。

C、D、G、Bm、Am

これしか使ってません!!

バレーコード(同フレット上の
複数の弦を1本指で押さえること。
バレーコードはギターを弾き始めて
最初にぶつかる壁です)は
Bmだけなんで

コード弾きなら超絶簡単に
弾けてしまう。

高校~大学まで
ギターをかじっていたものの
もう10年以上ギターを触ってない
わたしでも
今すぐに弾けるレベルです。
(もちろんギターソロは無理ですw)


こんなにシンプルな曲
何で作ったのかな?と
不思議に思ったのですが
 
シングルの初回限定盤に
ギターのタブ譜が付いていた
ということから
理由が想像できます。

いろんな人に
この曲を演奏してもらって
ロックを楽しんでもらいたい

そんな想いを込めて
作ったのではないか、と
わたしは思います。


ギターに限らず
どんな楽器もそうですが
基礎練がいちばん大事だということは
わかっていても

好きな曲を弾けなきゃ
面白くないんですよね。

でもB'zの曲は
ギターを始めたばかりの
ビギナーには敷居が高い……

そんなギタービギナーの
格好の練習曲が
愛バクなんじゃないかと。


同じ理由で
わざと簡単なコードを使って
曲を作るっていうことを

奥田民生さんも
「息子」という曲で
実践しています。
(奥田民生さんも好きなんです)

こういう粋な計らいは
非常にうれしいですよね。


そういう意味でもこの曲は
ギターキッズやロックに対する

稲葉さんと松本さんの愛が
たっぷり詰まった

愛のバクダン

なんだろうなと。


いやー、改めて
B'z好き!

そして、わたしも久しぶりに
ギターを弾きたくなりました。

それでは今日はこのへんで。

せーのっ!
おつかれ~。