このロッキー山脈の東向こう側のデンバーには、今年2回目のストームが来ていて大雪で街中大混乱していますが、ここはこの通り大きな山が壁となり快晴で絶好のスキー日和でした。
到着した日に見上げて、こんな所は絶対に滑れないだろうなと思った「リバーラン ビレッジ」正面のスロープも一気に滑れるようになりました。
N、そして僕をMamaが後ろから追いかけながらパチリ。
Nが向かって左のコブスロープを降りてきて、ガッツポーズ?
Kはジャンプが気に入ってました。
夕方、今回のラストをサミットから4人で名残惜しみながら降りました。
途中で夕焼け雲と紅く染まっていく山を見ながら。
ラストまでアクシデントはありましたが、怪我なく楽しめました。
*アクシデントはMamaから報告
さあ、あと1本滑って終わりにしようか、ということになりました。
最後も中級者コース...皆でグングンとばします。
先頭はPapa、その後をK,N,Mamaと続き日も暮れかかり人の減ってきたゲレンデを快調に滑ってきた...はずでしたが、コースが2つに分かれた二またのところで、Kの姿が無いのに気がつきました。
残る3人は大焦り、もしかしてコースを外れて雪に埋もれているのでは?
もしかして谷に落ちてしまった...一生懸命Kの名前を呼びますが返事がありません。
ここからふもとのリフト乗り場まではまだまだ 長い道のり。 途中結構な勾配の所も多いし、最後にはコブコブの多い難所もあり、とてもK一人で問題なく降りられるとは思えないし、コースもいくつにも分かれているので必ずいつものところに戻れるとも思えません。
暫く付近を捜しながら待ってみましたが姿は無く、しょうがない、N&MamaとPapaの二手に分かれ違うコースを下っていくことにしました。
そのときのスピードといったら...Nは誰が見てもスキーを4日前に始めたばかりだとは信じられなかったに違いありません。
頂上からふもとまでの中間地点より更に上からノンストップ全力滑降。
途中、何人ものちびっ子スキーヤーの姿にKの姿がダブります。
ふもとが見えてきました、見つからない...どうしよう...
あ、Papaだ、あ、その隣に、あ、あのウェアは...K、Kがいた!!
よかったーいたいたー。
相当心細かったんでしょう、Mamaがぎゅーっとハグをした途端、こらえきれずにウワーッと泣き出してしまいました。
ごめんねー、偉かったねー、一人でここまで降りてきたんだねー、転ばなかった?道はちゃんとわかったんだ...
本当にえらかったねー。
というアクシデントでした。
そのあと、えらかったKを先頭のリーダーとして、更にあと2本も余計に滑って皆でクタクタになりました。
よかったよかった。
颯爽と歩くN。
今晩は、こじんまりとしたオーストリア料理を出すビストロで頂きます。
明日はダラスに帰ります。