「今日ね、5年生がみんな自分のeーMentorに会ったんだよ!」

・・・長女ちゃんの話し、最初はさっぱり意味がわかりませんでした。

よ~く聞いてみるとこういうことでした。

          

毎年5年生は社会勉強の一環?ということでしょうか、実際に企業で

働いている社員の方を紹介してもらい、、E-mailを使って近況を

知らせたり、いろいろな情報を交換したりする機会を与えられます。

そのメール交換の前に直接本人同士が会って顔見知りになりま

しょうということで、その企業を子供達が訪問した、というわけです。

   

今年の5年生はIBMに行きました。

着くとすぐに子供達それぞれに一人ずつその子供の担当の社員の

方が出て来て下さり自分のオフィスに案内してくれたり、社内を

いっしょに歩いたり、人によってはお菓子をくれたり・・・と、楽しい

ひと時を過ごしたそうです。

これからはe-mailでよろしくね、といって別れてきたそうです。

                           

社員の方ひとりひとりが子供達のe-Mentorということです。

Mentorというのは”よい指導者”という意味で、その前にe-mailの

”e”が付いているということでした!!

これからは主に学校のコンピューターを通じてそれぞれの近況を

伝えたり、情報を交換したりするんだそうです。

                            

へえ~っと驚いてしまいました。

こういうアイディアもすごいけれど、何より子供達の為に貴重な

時間を割いてくれる大勢の社員の方、その企業の姿勢がすごい

なあと本当に感心、感動してしまいます。

                                

学校内でも子供達にはそれぞれbuddyがいます。

高学年のクラスと低学年のクラスで、それぞれbuddyclassが

決まっていて(たとえば1-Aと5-Dとか)そのクラス同士の中でも

それぞれおおきい子と小さい子がbuddyを組んでいます。

時々お互いのクラスを訪問して、自分のBuddyとお話したり

遊んだりするそうです。

                                 

そうそう、近所のHigh schoolのバスケットボールチームの中

にもみんなそれぞれ自分のBuddyがいて、試合の応援のときは

長女ちゃんも長男くんも「私の・・・僕のBuddyだ、がんばれ~」

っていう感じで応援してます。

こちらも時々小学校に遊びに来てくれたり、こちらが高校へ出向い

たり、試合に招待してもらったりして交流を深めているようです。

勿論チームメンバーは全校生徒よりうんと数が少ないので

この場合は1人を独り占めって言うわけにはいかないのですが。

                    

縦に長い社会っていうのも面白いと思います。