同情 | 大沼忠弘オフィシャルブログ「一目千本桜 OH!がわら」Powered by Ameba

同情

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東京の方で入学式に新入生の学生服の納品が

 

間に合わないというニュース

コロナの影響で縫製工場の生産に影響が出ている関係とか

 

男女の比率や公立、私立の割合が入試が終わってみないと

 

全くわかなないので予測がつかない

 

真相のところまではわかりませんが

 

業者側の立場としては同情します

 

弊社も何とか学校物件は間に合いましたが

 

今までなかったような今の時期での欠品や生産状況なのは確か

 

特に海外生産の商品は生産、入荷に遅れがずっと前から出ています

 

メーカーに聞けば現地ではロックダウンや従業員のコロナによる休業で

 

生産工程に大幅な遅れが出ているそう

 

だったら国内生産ではとお考えの方もいるかと思いますが

 

国内はミシンを扱える縫製工がとても少ないのです

 

それもこれも工賃が安い海外へどんどんシフトしていった歴史があるから

 

今は海外でも工賃が上昇傾向

 

おまけに原材料費がとてつもなく上がってきているのです

 

これからは工賃の差があまり海外と無くなってくるのであれば

 

国内縫製による生産体制の再構築が必要かとも考えているのです

 

雇用の創出になる訳ですから

 

しかしながら雇ったからとてスグニ縫えるようになるかと言えば

 

決してそうではありませんで

 

育成するための時間も必要なのです

 

という既製品を主に納入する業者ですらこういう状況ですので

 

学校ごとにデザインが違う制服となると

 

さらに入学が決まってから入学式までという

 

短納期で納めること自体がそもそも難しい仕事なわけです

 

それでも今までなんとかかんとかギリギリまで詰て詰めて

 

やってきたから今回もなんとかとやってたんではないのかと

 

しかしながら結果的には流石に間に合わすことができなかった

 

こんな感じではないのだろうか

 

だったら在庫を多く積めばいいじゃねーかとか思うかもしれませんが

 

昔みたいなどこも一緒な学ランやセーラー服ならまだしも

 

学校ごとに違うものをサイズが有ってどんだけの生徒数になるのか

 

わからないリスクをこのご時世メーカーも販売店も背負えないのが

 

まぎれもない現実

 

商売ですから採算に見合わないものは辞めたいところでも

 

長年のお付き合いだとそうもいかないのもありますわね

 

聞けば夜中でも入学式に間に合わすために配達もしたそうな

 

それでも間に合わなかった方はお気の毒かもしれませんが

 

あまり業者さんを責めないで欲しいとも思うのであります