都議選雑感 | 大沼忠弘オフィシャルブログ「一目千本桜 OH!がわら」Powered by Ameba

都議選雑感

ご訪問ありがとうございます

 

東京都議会議員選挙の結果が出ました

 

自民党員である地方議員の自分の視点からすれば

 

大変残念としか言いようのない結果

 

コレが民主主義の原則ですから

 

この結果は結果として受け止めるしかありません

 

ここで今回の選挙について個人的見解を記しておこうと思います

 

都議選にだけ当てはまることではありませんが

 

自民党に逆風だったことは確か

 

ではなぜ逆風だったのか

 

それはマスコミ、メディアによる反自民、反安倍総理の

 

偏向報道が繰り返されたプロパガンダ

 

そもそも昨日今日出来たばかりのほぼほぼ素人の寄せ集め集団

 

都民ファースト?

 

代表が都知事ってコレまたおかしなこと

 

と思ってたら選挙が終わったら代表辞めますって!?

 

なんだこの詐欺みたいなやり方

 

どうせなら大阪の松井知事のように

 

終始一貫したスタンスを貫くべきではないのか

 

今回の都議会で言ったら何も決められない都知事に

 

追随する何も決められない議会になるだけ

 

なおかつ新人の多くは政治素人

 

経験のある人もこれまでの所属政党から

 

選挙で勝つことだけを目的に

 

渡り鳥で移ってきた節操のない人達

 

この辺のやり口は非常に小池に似ていますね

 

自分自身も当然最初は素人からのスタートでしたが

 

自民党という組織に属していたからこそ

 

諸先輩方のご指導や支部、県連、党本部等での様々な研修をさせてもらい

 

勉強や人脈作りをサポートしてもらうことができました

 

今度の都政第一党にはこうした

 

議員の育成は出来るのか?

 

なによりもなんといっても東京オリンピックを控え

 

日本の首都として国との連携が図れるのでしょうか

 

それとも東京のような財源を国からの交付金に頼らずとも

 

賄える財布があるというところからの自信なのか

 

国との関係は重視しなくてもよいのか

 

首都東京の第一党を担う政党機能としては

 

いささか疑念をぬぐえません

 

風というのはとても恐ろしいことで

 

国政や今回の都議会選挙だと

 

影響が顕著に出てきます

 

確かに、自民党国会議員の不始末もいけません

 

でもなぜこのタイミング?

 

というそれこそ印象操作を感じずにもいれないところもあります

 

人は時として間違った判断をしてしまうことがあります

 

かつて自民党が政権から外れてしまいましたが

 

次の選挙で政権に返り咲きをしました

 

多くの国民が間違いに気付いたからでしょう

 

でもその代償も大きかった

 

人は間違ってしまうこともあります

 

でも間違いに気付いて軌道修正ができるのも人です

 

気付いたときには手遅れだったとはならないように

 

なってくれることを願うばかりです

 

国政ではこれまで幾多の新政党が誕生しては

 

解体を繰り返してきました

 

こうした中で連続性をもって結党来続いてきたのが

 

自由民主党であります

 

戦後の荒廃した焼け野原から

 

高度経済成長を導いてきたのも自民党だと思ってます

 

全てではありませんが大方のマスコミの報道姿勢には

 

問題があります

 

これまでの安倍政権の成果や、そのことによる今の安定

 

良い部分に一切触れません

 

なぜ現政権がこれまで長く続けることができているのか

 

メディア、特にテレビの力は本当に怖い

 

このままでは世の中メディアの思うがままにされてしまいます

 

今回は都議会議員の選挙であって

 

国政選挙ではないんですが安倍政権批判に終始した政党もありました

 

本来であるならば都政について論じられるべきなのは

 

言うまでもないんですが…

 

結果それが自民党議席の減に影響したことも否めません

 

今回風に乗って当選した多くは顔も名も知られていない新人

 

それが風なんです

 

逆に風で当選した人たちは

 

次回逆のパターンも十分ありえるということです

 

これまで現職を務めてきて落選してしまった議員は

 

本人の反省もあるでしょうけれど

 

自民党議員も受かる人はちゃんと受かっているわけですから

 

常日頃の地道な活動はとても大切だと思います

 

自民党が大敗を喫してしまい過半数を割ってしまった今後

 

小池知事の独裁政治は誰も止められなくなるでしょう

 

それどころか第一党の都民ファーストとは名ばかりの

 

小池ファーストの集団によって拍車がかかることでしょう

 

都の執行部側からすれば議会が素人集団の集まりのほうが

 

やりやすくていいのかもしれませんね

 

議会のチェック機能を失ってしまったこれからの都議会

 

選挙戦で候補者から政策や政治理念はどれくらい

 

発せられたのか

 

ただ単に看板選びの選挙だったのでないだろか

 

投票率が前回より上がったとはいえ

 

50%をちょっと上回った程度

 

都民の約半分は投票行動に移していないと言う事実

 

させど今回の結果がすべて

 

民主主義の原理原則

 

この素人集団、国政につながっていない地域政党

 

改革を訴えるだけなら誰でもできる

 

議会と言うところは地方自治法に則り

 

各自治体の条例、先例に従って運営されるところ

 

例えば当選した新人が揃って橋下徹のような

 

政治家だとしたら劇的な改革はあるかも知れないが

 

現実としてそれはないと言えよう

 

来年には衆議院選挙が行われることになります

 

メディア対策も欠かせませんが

 

そのメディアに足を引っ張られるようなことのないように

 

引き締めも必要です

 

人の振り見て我が振りと自分にも戒めを込めて

 

鬱憤ばらしのかなりの長文になってしまいました

 

お付き合いありがとうございました。