”騙される田舎の危機『3Dプロジェクションマッピング』編” | 長浜市改造計画『維新』

”騙される田舎の危機『3Dプロジェクションマッピング』編”

【プロジェクションマッピング】

7年も前の記事です。
当時アメブロ1位(ジャンル別)を獲った記事です。

7年もあればスマホも大きく進化します。
常識も大きく変化します。
現在と当てはまらない事も多いのですが
「地方の危機」は相変わらず感じます…

「プロジェクションマッピング」
町のイベントでやりたい
集客で利用したい
派手な事がしたい
などなど…

あなたの思惑と、業者の思惑
純粋なお客様の楽しみ
色んな面で、少し知っておくと得な話かと思います。

7年も前の記事ですが…
何かを救いたい一心で書きました。

さて現在皆さんの身の回りはいかがでしょうか?
「プロジェクションマッピング」を謳った
イベントや集客はありませんか?

問題ですが
「プロジェクションマッピング」では無いのに
「プロジェクションマッピング」と謳うことを
どう思いますか?

何点かパターンがあります。
1点は
「どうせ本物のプロジェクションマッピングかどうか分からないのだから、施工を受けてしまおう」
と言う「業者の問題」。この問題点は、
業者側と言うよりは「発注側」かと思います。

正しいプロジェクションマッピングとは何か?
相場はいくらなのか?
どこの事業はいくら掛かっているのか?
企画からの期間はどのくらい掛かっているのか?
など、知らなければ問題は起きます。

2点目は
「発注側」「お客様を欺く」パターン。
これも
「どうせプロジェクションマッピングが本物かどうかは分からないだろう」
と言う発注側の意識から生じます。
「観客の側」として
この点に関しては過去記事に違いを書いておりますので
ご参考にして頂ければと思います。
 

いずれにしても
世間を大きく賑わしているイベントの
プロジェクションマッピングを手掛ける企業に
お見積りを取っていただくことで
「相場」は分かります。

数々の建造物の事業を手掛けていらっしゃる
ネイキ◯ド(NAK◯D)さんや
3D映像を手掛けていらっしゃる
タケ◯カさん、
チーム◯ボ(teamLa◯)さんなどなど
お見積りを取っていただきたいと思います。

そもそも、
「あんなイベントがしたい!」と思ったら
「あんなイベント」手掛けている企業
見積りを取るのが正解です。

まずはそれが先にやるべき事。
大きく間違ってしまうのが
「あんなイベント」を知り合いの業者に頼む
「あんなイベント」を相場を知らずにやろうとする
「あんなイベント」を相場の何十分の1
(何百分の1、何千分の1…)の予算で
やろうとする(知ってか知らずか…)

これで
「あんなイベントの様な賑わい」
を期待(望む)こと

どう思いますか?
あなたの身の回りの事業や行政が
この様な取り組みをしていたとしたら
どうでしょうか…?

まず先程の実際に手掛けておられる企業さんがたに
やりたい事のお見積りを出して頂き
その「相場」を確認した上で
実際に自分達の起こしたいイベントの予算
費用対効果を冷静に考えてからでも
遅くはないと思います。

1点目で述べた問題の場合
良い業者ならこの記事の様な提案を持ちかけます。
ただ、もし違ったなら…
「その金額でやりますよ」と言われるでしょう。

そして相場を知らない「クライアント」は
「やってくれる」と言う業者
「注意喚起(提案)する業者」だと
「Noと言わない業者」を可愛く思うのでは…?
「YESと言う業者」が何もかも正しいと
思っている方は間違っています

正直な話「プロジェクションマッピング」は
正しく作ると学生でも作れます。

なので作れる業者が居てもおかしくは有りません。
ただ、それが
「プロジェクションマッピング」なのか
「プロジェクターで映写してるだけ」か
この点が広報として問題なのと
(私は個人的には詐欺にあたるのでは?と思います)

なによりも大切なのは「内容」です。
何億掛かってても、下品なものもあれば
「プロジェクションマッピング」と
謳わなくても芸術性が有るイベントもあります
もちろんこれは「受け取る側」の問題です。

世界に通じる子供たちを育てたいですよね…
感性は環境も影響します

「予算」の問題ではありません。
「意識」の問題です。


《ポイント》
  • 「プロジェクションマッピング」では無いのに「プロジェクションマッピング」と謳っているイベントがある
  • 「真似したいイベント」を実際に手掛けている企業に見積りを取っていない(相場が分かってない)
  • 「プロジェクションマッピング」と「プロジェクターで映写してるだけ」の違いが分かっていない
  • 「どうせ分からないから」と騙す人達がいる
  • 「プロジェクションマッピング」と派手なキーワードだけで集客したいと思っている

《解決策》
  • 手掛けている企業に見積りをお願いする
  • 予算にあった効果を正しく計算する
  • 子供たちの未来を考える
  • 費用対効果を考え提案してくれる業者を探す
  • この過去記事などから「違い」を知る
  • 「何をやるか」ではなく「どんな効果を生むか」を大切にする

私の所にもまだ「プロジェクションマッピングやって欲しい」と言うご依頼があります。
依頼される時期(いつ実施して欲しい)をお聞きし
「プロジェクションマッピング」をご存知ない事を確信します…。(スケジュールが不可能だったり)

ご依頼される方々が「何を依頼してるか分かってない」状況です。
もちろん故意のパターンもあるかも知れません。
「プロジェクションマッピングと謳ったら派手に集客出来る!」と思われてのパターンは酷いですよね…
残念ながら、私の腕では不可能です。
申し訳ありません…

ですが、故意ではなく本当にご存知ない純粋なクライアント様もいらっしゃいます。
その場合はしっかりご説明し、新たなご提案を致します!
(聞いて下さるかどうかは別として…)


もちろんプロジェクションマッピングを正しく理解されてる上で
お客さまに対しての本気度が分かればお受け致します。
その際はちゃんとした企業様方と連携させていただきます。

必ず「あんなイベントがやりたい!」と望まれた場合
まずは「あんなイベント」を実際に手掛けた企業さんにお見積りを取って相談してください!!

そこがやれる理由や
そこしかやらない理由、効果を出せる根拠など
イベントを期待する子供たちのために
ぜひ知って欲しいと思います。

そして大きく「予算規模が違った!」と思われた方
安心してください。
予算に合わせた効果をしっかり出すプランは必ずあります。
遠慮なくご相談ください。

「何をやるか」ではなく
「どんな効果を出したいか?」
その為にここでは(地域により変わります)何がベストか?
その予算や取り組みをどう考えるべきか?

「プロジェクションマッピング」はあくまで「手段」です。
その手段を使って「どんな効果を出したいか?」
ぜひ地域の子供たちの未来に繋がる事業であって欲しいと願います。


この記事を最後まで読んでくださった方で
共感して応援してくださる方々に感謝します。


あくまで個人の記事ですので…。

HIKO'S DESIGN は、儲けではなく動きます。
(慈善事業ではないので最低限必要経費や相場感はお伝えさせて頂きます)
残念ながら滋賀県ではそれではやっていけません。
時折、誹謗中傷も有るのが現状です…

応援して下さる方々を心よりお待ちしております。

Instagramで地域での施工例を紹介しております。
ブログは基本更新しませんので
インスタグラムをフォローして頂けますと幸いです

よろしくお願い申し上げます