バーフバリ―王の凱旋―を観た
感想の書き散らし
バーフバリ死ぬのビックリした。ビックリしない? ビックリするよね。タイトルにもなってる人だぜ?!?! そこからまだ続くの欲張りセットみたいで満足度高かった。
最初は文化の違いとかで一発で分からないというか、スッって入ってこなかったりしたけど、なんとなく『アッこういう映画ね』って感じた瞬間からがあっという間だった
人を沢山使う戦争映画とか漫画が好きな人は好きだと思う
お兄ちゃんがぐるぐるの刃物を付けた戦車(?)持ってきたときは『キングダム』思い出してた
『逃げ上手の若君』でも戦車(?)あったな〜〜。城攻めとかああいうの攻略するの良いよね!
バーフバリ―伝説誕生―を見てなかったのでWikipediaで脳内補完。
時系列が前後交差しまくってんの個人的には好き
面白さ続くやん👍✨
カッタッパも良いキャラしてた!
奴隷なんだ?!って思った
兵士じゃなく……って思ったけどインドだからカースト制度なんだよね。私の『奴隷』で想像するのはボロ布で足枷があって重労働で上の人とは口も聞けず……みたいな典型的(?)なイメージだったから想像つかなかった
以下Wikipedia
【シュードラ
シュードラは職業の自由が奪われており、人の嫌がる職業にしか就くことができない。バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャの上位 3 身分に仕えることが主な仕事であり、インド社会における苦役を一手に引き受ける階級とされる。上位 3 身分が「ドヴィジャ」(再生族)であるのに対して、単に母親から生まれただけの「エーカジャ」(一生族)とされており、ヴェーダを学ぶことが許されていない。また、このカーストから生まれた子供は、自動的にシュードラとなり、差別を受けるようになる。】
カッタッパってこのシュードラってことだよね。先祖代々忠誠を誓い仕えてるって結構凄いことなのに奴隷?って思ったけど自動的にそう定められてるってことで根深い話だった。分かりやすいように奴隷って言い方にしたのかな?
―伝説誕生―のWikipediaで『武器商人のアスラムが剣術の腕を見てカッタッパを自由の身にと働きかけた』って書いてあったけど、それってカーストを上げようとするってことで結構凄いことだったのでは?
「お前がいる限り俺を殺そうとする奴はいない」
↑カッタッパここで完全にバーフバリに堕ちたと思うやん?! いや〜〜ほんとビックリした。バーフバリは違うんですね
でも国に王族に生きたカッタッパが最後までその在り方を曲げることなく終わったの凄く良かった。
バーフバリ殺した後に方向転換されても「おい!!!!」ってなるし
ちゃんと今の王はバーフバリ(息子)ってなっているからっていうの、死んだバーフバリにも誠実で良かった。 彼は決して裏切らなかった。だからバーフバリも「母を頼む」って言えた。
「置いて逃げてください」って言ってるときどんな気持ちだったんだろうな〜
このまま置いていってくれれば、バーフバリを殺さずに済むって思っていたかもしれない
―伝説誕生―で生き写しみたいなバーフバリ(息子)を見たときのカッタッパ…………………………(想像)(観たい)(観ろ)
Wikipediaでしか見てないけど―伝説誕生―で民衆が「バーフバリ!」って叫ぶから謎の父親『バーフバリ』への期待値と、カッタッパの「裏切り者は俺だ」っていう えーーーーー?!衝撃展開!っていうこの煽りを受けての映画、―王の凱旋―。順当に観た人そりゃめちゃくちゃ面白かったろうよ!!!!
でもなかなか手が伸びない人は―王の凱旋―から見て良いと思う。完結してるのはこっちだし。―伝説誕生―は前振りといえば前振りなのかな? Wikipedia見て、「あーあのシーンここからの切り抜きなのね」って補足できるぐらいには作りが上手い。
シヴァガミ様の目の演技凄くない?
目で語るってこういうことなのか〜って思った。この言葉作った人シヴァガミ様みたいな人が近くに居たんだと思う。
シヴァガミ様がどんどん冷静でなくなるの「どうして……………」って気持ちと国母であろうと神と同一視(?)されようと人間なんだな……みたいな気持ちになってバーフバリに殺害命令出してるシーンでも嫌いになりきれなかった。目で動揺が語られてて、カッタッパが殺して戻って来たときの、『殺したいけど死んでほしくなかった』みたいな、取り返しのつかない現実が足元から這い寄ってくる演出がとても良かった。
カッタッパが真実を語り、詰め寄る時、カッタッパの言葉ではなく回想シーンで伝えられるの「独特〜」って思った。インド映画あるあるなのかな?
ようやく頭が冷めたシヴァガミ様…………王宮追放のあれが親子の最後の会話だったの辛いよ〜〜〜〜〜〜〜
無念と言えばクマラも。
我が友よ。死なないで……!!
彼の献身と勇気に餞がありますよう………
後半デーヴァセーナがシヴァガミ様とかぶって見えて(顔を鼻の飾りでしか覚えてなかったせい)暫くシヴァガミ様かと思ってた。いやでもだからこそ国母という感じがしてとても良かったですね。完成してた。
デーヴァセーナずっと良かったよね〜〜
勇ましくて美しくて決して曲がらず折れず怖気ず。素晴らしい女性だった。けれども彼女の中で道理が通ればお産中でも送り出すいじらしさ。
バーフバリがそんなデーヴァセーナの誇りを傷付けず立て続けたのも本当に良かった。「首だーーーーーッ!」ってシーンあまりの爽快感に笑ってしまった。笑ってる場合ではない。
デーヴァセーナがどんなに強くてもバーフバリにとっては守るべき存在だったんだろうな。いやバーフバリにとっては大抵の人間が弱くて守るべき存在だったんだろうけど。でもバーフバリはクラマとか牛飼いとか、そういう民の個の力も尊く信じていて、導くべきものだったんだと思う。王かよ…………王だわ…………。