アイコンママブロネタ「育児」からの投稿



こんにちわ。今回は子供の糖質制限、子供のMEC食について書いてみたいと思います。

私は、妊娠期から(次男のみ)MEC/LCHF/糖質制限だった子供たちに対しても、この食事法を継続していく予定です。

しかしながら私のMECへの理解が浅かった、あるいは未熟さゆえ、子育てにおいて反省しなければならない過ちを犯していたことに気づきました。それは子供(長男2歳半)に対し、炭水化物を避けるよう「強いていた」という点です。

私の理解ではMECは、「必須栄養素であるタンパク質・脂質を積極的に摂る」「必須栄養素ではない炭水化物は控えめ」という食事法です。そのうち子供に対しては前者が圧倒的に重要であると思います。

それは栄養や生物の話ではなくて、もっと心理的、社会的な要素からです。

長男が麺やご飯を口にするような機会があった場合「あまりご飯は消化できないから少なめだよ。多く食べたら身体に悪いの(子供の選択の否定)、こっちの肉食べようか(母の代案の強要)」と頻繁に言っていました。

やがて長男は、私の実家で食事する際、祖母から出されたご飯を見て、次に私の顔色を伺うようになりました。

ご飯を食べるのを「恐れて」いる、それは決して糖質の害云々を理解したわけではなく、母親に物言われるのを「恐れて」いるのでした。

これは子供の精神衛生上良くなかった、と今更ながら思っています。

子供にとって、特に幼児は楽しい毎日、楽しい食事や生活が、精神衛生上、一番の良好な成長材料です。炭水化物を摂るか摂らないか、ということ以上に、子供の気持ちを想うことを忘れていたのです。

気づけば、こんな幼い子にも食事時は小言(指示)ばかり。「顔を前に出して食べて」「(子供の手を取って)スプーンはこうして持って」「よく噛んで」「手を拭いて」「こぼれるよ」「腕につくよ、汚れちゃう」「ご飯はもうやめておこう」「トウモロコシは消化に悪い」等など。こんなにゴチャゴチャ横から小言ばかりで、子供は食べることが楽しいと思うはずがありません。

幼児が、こぼさずに食べ物を食べれるはずがないし、フォークや箸を上手く持てるはずがないのです。「食べたい」という自然な欲求を、大人が型にはめるように抑制してしまうのと、子供は辛いでしょうに。

前回のエントリ「お母さんはしつけをしないで」を読んで と同時に以下の本も読んでいます。同様に、子供の心理と親の心理、人が一つの人格を形成する上でいかに親の存在が大きいかが解説されています。何度も読み返す必要が出てくるであろう、良書だと思います。



カウンセラーとして長谷川氏の助言が綴られる「お母さんはしつけをしないで」に対し、こちらは「心理士やカウンセラー」という専門家、4人の男子を育てる「父親」、地域の少年サッカーチームの監督という普通の「おじさん」という、少し多面的に解説されています。331pと厚いので、より丁寧な説明です。

「しつけは無くていい」と断言する児童の専門家もいます。たしかに、そのほとんどが親あるいは大人の都合で子供の純真さや自由な心を歪ませています。

タイトルの「子供を信じること」とは、本の中身をよく読まないと実際は上手く理解できない言葉です。それは「子供は自分で幸せになる選択をする力がある」ということを信じることで、親は子を「見守る」役目に徹することだ、と私は理解しています。

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私は子供に(長男に)あれこれ言わなくなりました。たとえ少し危険と見えるもの、工具のドライバーで電車のおもちゃを分解しようとしていたり、ハサミでやたら色々なものを切ろうとしたりしても「危ないからダメよ」と取り上げたりしません。ただ近くで見守っています。

食事中も「美味しいね」「今日の〇〇楽しかったね」とかの話をするだけに留めることにしました。食事中、どんなに食べるのが遅くても、どんなにこぼしても汚れても、何も言いません。

(最低限の安全が危ぶまれる場合、例えば道路で自動車の接近がある場合などは手を出しています)

まだそういうことをはじめて3日ですが、なんとなく、息子の顔から緊張感が和らいだ気がします。

何も言わないというのは、楽です。小言を言うことはどうでもよいこと、むしろ子供にとって害である、それが児童心理の点からよくわかる本です。子供が楽しい気持ちになれば、やはり親も当然、楽しくなります。

これから幼稚園や学校、習い事(行かせるかどうか決めていないけど)等、何らかの「教え」を受けさせられる環境で緊張する子供が、帰ってきたら安心・安堵できる、温かい家であるように。「子育て」は、また母親としてどうすればよいか、少しわかったような気がします。

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なんだか本の感想ばかりでMECや糖質制限とは離れた話になってしまったでしょうか。子供と糖質、その弊害についてはfacebookグループ
子供の糖質制限挙げられた、グループ参加者の皆さんの報告どおりだと思います。ただ、私は「程度」をよく考えなければならない、と思うようになりました。

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今日もお読みいただきありがとうございました。MEC食については渡辺信幸先生の著書、日本人だからこそ「ご飯」を食べるな一生太らない体をつくる「噛むだけ」ダイエットをお読み頂いてからお試し下さい。公式ホームページのローカーボ・プラスワンもご覧下さい。ブログパーツ

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