死にぞこないの青
休日読書計画ー
買ったけど読んでいなかった本をひたすらに読みあさっています。
今、乙一さんの「死にぞこないの青」を読み終わりました。
重い、寒い(((゜д゜;)))
デビュー作から「夏の花火と私の死体」という
ミステリーを死体目線で!(犯人最初から丸わかりで、偽装工作を見守りつつ動機を探る。死体目線で)と言う
ミステリーホラー?でしたが
これも、乙一テイスト全開なショートホラーでした。
新卒の新米先生が自分の評価が落ちるのを防ぐ為に、大人しい主人公をスケープゴートにし
クラス全体と先生から、ゴミの様に扱われるイジメに発展。
イジメの最中、主人公は青い少年を目撃する様になり
そして、ある日青い少年から先生への復讐を提案される。
「先生を殺せ」
イジメの復讐のため、小学生が先生を殺そうとすると言うとんでもない設定です(((゜д゜;)))
でも、この先生ホントにムカつくヾ(。`Д´。)ノ
読んでる最中イラついて、もうキィィィィ!!!ってなりました。
これまた、現実にいそうなタイプの人間だからもうめちゃくちゃ腹が立つのです。
人を苛めるって事は、その人に殺される覚悟がなければいけない。
そんな教訓を知れるお話。
真夏に読んだのに、ちょっぴり寒くなれました。
情景描写が上手いんだもの。