投資家なら一度は掴みたい「テンバガー」
2019年以降のテンバガーについて調べた記事の「前編」を
3月にこのブログに掲載しました。
この記事の最後の部分に
「更に調べて1~2週間後頃に後編を掲載する」
と記載しましたが、行き詰まってしまいました💦
と言うのも、どれだけの売上増を見込んでいたか?
実際にどれだけ増加したか?
など調べていますが、これといった傾向が見つかりにくい。
結局は一つ一つ上昇要因を拾っていかねばならなそうですが、
これが結構手間暇を喰う。
なので、申し訳ありませんが、調査はここで終了します。
そこで、ここでは「前編」で見えてきた特徴をまとめ、
そこから考えられる事を記載する事にします。
「前編」で見えてきた特徴は;
(1) 値動きは;
(a) 上昇前の値動きだけ見てその後の急上昇を予測するのは難しい。
(b) 半導体/電子部品や海運/船舶関連など、業界全体の上昇の波に
乗っている銘柄は高い水準を維持する所が多い。
(c) 業界の波ではなく、各企業が個別に買われて上昇した場合は
急上昇の後は激しく下げる所が多め。
特に、ネット関連/サイト運営などの新しめの業界にこのタイプが多い。
(d) 短期間で急上昇した銘柄は、その後に激しく下げる可能性が高い。
(2) 時価総額は;
(a) 時価総額が100億円未満の小さい会社の方が数が多いが、
時価総額の大きな所も意外にある。
(b) 時価総額の小さな銘柄は値が跳ねやすいが、反転急落もしやすい。
(c) 時価総額の大きな銘柄は、株価上昇後もあまり下げない所が多い。
(3) PERは;
(a) 急騰前の PERは低い方が多いが、 高い所や赤字会社も
意外とある。急騰するケースは結構ある。
(b) しかし、PERが高い所から株価が上がり始めた所や赤字会社は、
急騰後に反転急落する可能性が高い。
ここから考えられる事は;
① 短期的な急騰をひろって行きたいなら、時価総額が小さく、
ネットなどで話題で急騰中の銘柄に乗るのでもよさそう。
だが、急騰後に急落の恐れがあるので、早めに逃げた方が
よさそう。
→ 逃げ遅れても致命傷を負わないように、一つの銘柄に
張る枚数は少なめに抑えた方がよさそう。
② 長期的な上昇を期待するなら、個別銘柄というよりは
業界全体が期待されており、その中でも急騰株よりは
ジリジリと値を上げてきている所がよさそう。
値を上げててもPERはまだ低めの所がよさそう。
時価総額は大きめでもよい。
だいたいそんな所かなと思います。
尚、上記は筆者個人の考え方に基づいたもので、別の見方をされる方もおられるかもしれません。
また、数字や内容には筆者の下記間違いや勘違いが含まれているかもしれません。
いずれにせよ、この記事は投資を推奨するものではありません。
中身はご自分で検証の上、投資は自己責任でお願い致します。
以上です。