日経平均、2023年1月の動き | 投資家リプリーの気まぐれブログ

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日経平均の1月の数値は以下の通り:

 

始値 25,834

高値 27,502 (26日)... 前月高値の28,423からは下落

安値 25,661 (  4日)... 前月安値の25,953からは下落

終値 27,327 ... 前月終値比 +4.7%

 

12月〜1月の日足は以下の通り。

 

12月13〜14日のFOMC結果を受けた米での利上げ長期化懸念、

及び小売売上高など米経済指標の悪化、更には日銀が

金融政策決定会合で長期金利の変動幅を従来の±0.25%から

±0.5%へ拡大を決めた事、などを受け、日経平均は

12月後半は大きく下落した。

 

しかし、年が変わって1月に入いると12月の雇用統計や

ISM景況感指数などを受けてFRBの金融引き締め長期化懸念が

和らぎ、それを受けて米株は反転上昇。

その流れで日経平均も底を打った。

 

そして1月18日の日銀の金融政策決定会合で大規模金融緩和政策の

現状維持が決まると、それまで政策修正を見込んで売っていた

筋の買い戻しが優勢となり日経平均は急上昇、1月24日には

75日線と200日線とを上抜けした。
以後は2月2日未明のFOMC結果発表を前に様子見機運で膠着、

75日線/200日線の少し上は維持しつつも27,500円は超えきれぬまま
月末を迎えた。
 

日経平均の日足をもう少し長い期間で見ると以下の通り;

3月末からのレンジ内での動きとなっている。

 

 

なお、日銀のETF買いは、昨年7月〜11月には無く

12月に1度、12月2日に約7億円分買われたが、

本年1月は無かった。

 

 

日経平均の月足チャートは以下の通り: 

 

さて、今後の動きはどうなるか?

 

まずは1月31日〜2月1日のFOMCでどういう結果が出るか?

特に;

① 米政策金利誘導目標(現在 4.25〜4.50%)が今後どこまで

 引き上げられそうか?

② 利上げが終わり、利下げに転ずるのはいつ頃になりそうか?

 

これらについてFOMCでどういう議論がされるのか?ですね。

そして、それに続く米雇用統計などの経済指標がどうなるか?

更に、日米での企業決算の動向、など、相場に影響を与える

事項がしばらく続きます。

 

以上です。