日経平均、2022年1月の動き | 投資家リプリーの気まぐれブログ

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日経平均の1月の数値は以下の通り:

 

始値 29,098

高値 29,388 ( 5日)... 前月高値の29,121からは上昇

安値 26,044 (27日)... 前月安値の27,588からは下落

終値 27,001  ... 前月終値比 ▲6.2%

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日経平均は8月20日に年初来安値を記録した以降は上昇と下降を繰り返し

三角保ち合いを形成していた。

主な要因は以下;

 

①米国関連;

・FOMCやFed要人のテーパリング、利上げ、資産縮小の時期/規模関連の発言により上下。

 その間、Fedのインフレに関する認識は「一時的」から「長引く」に変遷。

・9月下旬には債務上限問題が売り要因に。その後、12月に一旦延期された後、解決。

 

②中国関連;

・9月下旬には中国の不動産大手 恒大集団のデフォルト懸念が大きな下げ要因に。

 その後は徐々に関心が弱まっていった。

・電力不足による景気下振れリスクも一時下げ要因に。

 

③日本の政治関連;

・9月前半には管首相(当時)の自民党総裁選不出馬表明で日経平均は上昇。

・9/29の自民総裁選で勝利した岸田氏のアンチ投資家的な発言が下げ要因に。

・10/31の衆院選を挟み、政策期待や自民党単独での絶対安定多数確保が上げ要因に。

 

④コロナ関連;

・11月下旬、感染力の強いコロナ変異株「オミクロン」が発生、売り要因に。

・12月には米メルクの日本でのコロナ治療薬薬事承認申請が買い要因に。

・「オミクロンは感染力は強いが重症化は少ない」との評価が拡がり、買い要因に。

 

 

そして年が明けた1月、日経平均は以下要因で大幅な下げを繰り返し三角保ち合いを下離れた。

・米国でのインフレ深刻化、それに伴う利上げ早期化と上げ幅拡大懸念。

・オミクロンの前例の無い感染拡大。重症化し難いと言っても医療インフラを使う為に

 医療崩壊を招き兼ねず、蔓坊による行動制限が経済活動の重荷に。

・ロシアとウクライナの武力衝突懸念が先鋭化。
 

27千円を切って昨年初来の最低値を更新、1/27には下げ幅を拡げた。

但し、月末の2日間は反発し、1月を終えた。

 

尚、先月貼り付けた月足チャートを今月も貼っておきます。

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1月の下落は大きかったと感じましたが、月足で見ると2012年末からの

長期上昇トレンドからはまだ外れていないように見えますね。

 

 

以上です。

 

PS  

最近、バナナの皮を使ったジャムを食べる機会がありました。

結構おいしかったです。よろしければどうぞ!