これは目先の速さを欲しがるのと同じ系統のお話になると思うんだけど、AB両氏共に走らせ方を見ているとどうもインカット気味に内側を小さく曲がろうとする事が結構な頻度で見受けられる
A氏は前走でも内側を小さく回ろうとする事がある位
いや、この場合は小さく回そうとしていると言うよりアウトラインを回して行く事が出来ないって言う方が正しいかも知れない
アウトラインを通すには握って行ける姿勢を作れないと出来ない仕様になっているからってのもあるけど、どこかで速く走らせたいって意識からかコーナーの進入で内側に投げ込んでしまうのも原因になっていそう
B氏の場合は追走で寄せようとする余りインカット気味で内側に差し込み過ぎて前走のラインを潰してしまう位真横に並ぶ所まで前に出てしまってそこから引く事も出来ないってのをちょいちょいやらかす
逆に少し前走に離されてしまうと焦って進入で追いつこうとしてやはりインに向かって投げ込んだり、奥まで突っ込み過ぎたり…
そんなのを見ていていつも思うのは
速いとか遅いとか考えるのはまだまだ先の話で、まず上手く走らせる事を考えるべきじゃないかな?
って事
例えばコーナーの奥まで突っ込んでしまったりインに投げ込んでしまったりすると一気に向きを変えなきゃいけなくなるので荷重移動のスピードも速いし、足のストロークスピードも速くなって返しも速くて強くなるのでよりコントロールは難しくなる
結果、巻いたり失速したりするので結局前走にはついて行けない
だから進入で頑張ろうとするのは止めましょうねと何度も言っているんだけどなかなか理解されませんなぁ…
速く走らせたいなんて欲は一回捨てて、まず綺麗に丸く大きく旋回させて旋回スピードを上げていく方向に考え方を変えた方が良いんじゃないかと思うんだけどなぁ
その方が荷重の乗りも良くなって周回ペースは上がるしミスは減るので安定して周回出来る
その安定周回してる中でより速い走らせ方を試して行く方が上達も早いんじゃないかと思うけどなぁ…
まあ、あくまでも個人的にはそう思うってだけですけども