【 あるジョッキーの名言 】
(1)もっと上に行こう、という欲を失ったら終わり。努力とか根性とかよりも「欲」ですよ
(2)ここで勝てば何連覇だ、とかやっぱり考えます。 でも、そうやって自分に期待することは、決してマイナスにはならない。
(3)負けは負け。その圧倒的に多い負けをムダにしないで教訓にできる人が、他の人よりもちょっと勝てるんじゃないかな。
(4)馬は喋れないですからね、正解か間違っているのか分からない中で最高のものを探していかなきゃいけない。
(5)不思議なことに、怪我をしても「もう競馬は嫌だ」なんてまったく思わなくて、毎日「早く乗りたい」って思うんです。
(6)レースの前にはもちろん色々考えます。特にGIは早めに枠順が発表されるので、その分だけ考える時間は長くなる。
(7)どんなに経験を積み重ねて、似た場面を分類できたとしても、正解はその都度違うんですから。 ただ、選択肢のなかに、正解が含まれている率は経験によって高まるんだと思います。
(8)負けたらどうしようではなく、勝ったらどうしようとだけ考える。そして、他人の期待より、自分自身に対する期待を大切にする。
(9)強い馬が、強い勝ち方をすることに、競馬の真の面白さがある。
(10)雑音を消す方法はたったひとつ、レースで勝つしかない。
(11)自分で決めることをどんどん減らしているんですよ。そのほうが楽だから。
(12)とにかく、やるべきこと、やれることを全部やっていくつもりです。その結果、見ている人をワクワクさせるようなレースができればいいなと思っているんです。
(13)実戦を1万回経験したときに、いままでは見えなかったものがきっと見えてくる気がするんです。
(14)成功したらどうしようとは考えていますが、失敗することは全然考えてないです。
(15)パドックで馬にまたがってからゴールして無事に厩務員さんに引き渡すまで、100回以上の選択が繰り返されていると思います。
(16)自分の技術だけじゃどうにもならない。走るのは、だって、意志の通じぬ、馬のほう。だからこそ、楽しい。馬とともに走り、馬とともに勝つのは、人生をかけて追い求めるのにふさわしい巨大な謎だから。
(17)勝利の方程式をつかんだ?道を究めた?そんなこと、思ったこともない。デビュー以来3500勝したけれど、出走回数は1万7000回以上。勝率にしたら2割に満たない。負けた数のほうがはるかに多い。
(18)競馬は結果がすべて。結果を競っているんであって、努力を競っているわけではない。
(19)ボクらジョッキーにできることは『今度のレースだけは絶対に見に行きたい』と思わせるような競馬を続ける、ということです
(20)ムチを見せるだけで(叩かなくても)気を抜かずに走ってくれる賢い馬も多い。
(21)頑張らんと来年税金が払えんようになる。
(22)競馬場がギャンブルから少し離れ、家族や友人同士でスポーツを楽しむスタジアムや野球場のような場所になれば嬉しいですね。そのために、時にはまるで劇画のような(笑)、ドラマチックで興奮を誘うレースも見せないと。
(23)どんなに経験を積み重ねて、似た場面を分類できたとしても、正解はその都度違うんですから。
ただ、選択肢のなかに、正解が含まれている率は経験によって高まるんだと思います。
(24)昨日のボクより上手に乗れるようになっていたい。
- 武 豊 -