さて、今日から「政治」についてちょっと書いてみようと思います。
で、何から書き始めようかなって考えているときにふと思ったんですが、
そもそもの話、「政治って何?」って聞かれたら、
みなさんはスッと答えられますか??
なんだか漠然とは答えられるんだけど、
「政治って言うのは、簡潔に言えば○○なんだよ」って明確に答えられる人って、
自分も含めて意外と少ないんじゃないかな、なんてふと思ったりもします。
そんなこんな思って、
手元にある小学生向けの参考書や問題集をパラパラ見てみると、、、
・ある参考書ではいきなり、「政治には4種類ある!」って書かれていて
そもそもの「政治」が何なのかはちゃんと書かれていない。
・別の参考書では、政治については「わたしたちの願いは、政治によって
実現されます」としか書かれておらず、定義については
完全にスルー。(どういうことやねん)
といったように、初めて政治を学ぶ小学生向けの参考書・問題集のくせして、
「政治」についての定義がまったく書かれていないんですよね。
そもそもの定義を差し置いて、
その上に具体的な内容を積み上げていっても、
土台が曖昧なので深い理解なんてできっこないですよね。
(「若者は政治に無関心だ」なんて言う人も多いですが、
意外とこういったところにも原因があるのかもしれませんね。)
というわけで!
第1回目の今回は、そもそも「政治」というものがいったい何なのかを、
ちょっと考えてみたいと思います。
というわけで、困った時の国語辞典。
国語辞典で「政治」を調べてみました。
せいじ【政治】
主権者が立法・行政・司法などの諸機関を通じて国を治めること。まつりごと。
[集英社国語辞典]
うん、意味は調べたものの、このままではちょっと難しいですよね。
ということで、もうちょっと飲み混みやすくするために、
「主権者」、「立法」、「行政」、「司法」、「治める」という言葉も
辞書で調べたりしつつ、少し分かりやすくしてみましょう。
「主権者」は、国民のこと。今の日本では。
「立法」は、法律を作ること。
「行政」は、法に従って国を治めること。
「司法」は、法に基づいて紛争を解決すること。
「治める」は、国を安定させること。
これらを踏まえて、政治というものを簡単な表現で解釈すると、
こんな感じでしょうかね。
【政治とは?】
政治とは、日本国民が日本という国を安定した状態にすること。
そしてそのための手段が、3つあります。
1. 法律を作ること = 立法
2. その法律に沿って国を安定させること = 行政
3. その法律を使って争いを解決すること =司法
たとえば日本では現在(2013年11月1日)、
1億2729万人の人々が住んでいます(総務省統計局のデータより)。
これだけの人々が住んでいたら、
何が正しいかという価値観は無数にあるわけですよね。
そうするといろんな対立もやはり生まれるわけで、
その対立が深刻化していくと、国はどんどん不安定になっていってしまいます。
そうすると、どんどん住みにくい国になってしまいますよね。
そこで、そんなふうに国が不安定な状態になってしまうのを防ぐために、
「政治」という安定化させる働きが必要になってくるわけです。
「政治」っていうと、なんだか小難しかったり、
全然話の進まない会議をしている政治家がやっていること、
なんてネガティブなイメージが強かったりして、
そのせいで「僕には関係ないや。勝手にやって。」なんて思う人も多いですが、
元をたどれば「自然な状態では不安定化してしまう国を
安定化させる働き」が政治。
すごく必要なものなはずなんですよね。
ちなみに、日本には1億2729万人もの人がいるわけだから、
「日本国民が日本という国を安定した状態にする」といっても、
国民全員で集まってみんなで話し合って決めるのは難しい、というよりも無理。
そこで、「代表者を選んでその人たちに話し合ってもらおう!」という方法が
必要不可欠になってきますよね。これが「間接民主制」というものなんですね。
そしてそのためには、「代表者を選ぶ」という作業が必要になってくる。
それが「選挙」というものです。
こうやって「政治」の定義から考えていくと、
小学校の公民の授業のしょっぱなで急に教わって頭がこんがらがる
「間接民主制」であったり「選挙」というものは必然的に出てくるんですよね。
ということで、そんな「政治の定義」から出発することで、
これから政治のことについていろいろと書いていけたらと思います。
とりあえず今回は「政治とは何か?(政治の定義)」についてでした!
[参照]
・総務省統計局データ( http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201311.pdf )
