今日の温かさに誘われて、さぞかし、梅のつぼみも
と散歩のついでに立ち寄れば、ほら、この通り。
もう少しの辛抱ということか。
「桃栗3年、柿8年」の続きは、「梅はすいすい13年」
(この地方では)である。物事が成就するには多大な苦労と
年月が必要だと諭すこのことわざ。梅は、春は一番に花をつけるのに、
実をつけるのはこんなにかかる。
ところで、このことわざの続きには変種が多く、たとえば、
「柚子は9年で成り下がる、梨のバカめが18年」というのがある。
柚子が9年というのは本当だろうか。我が家には、実生の苗をいただいて、
もう何年にもなる株がある。鉢植えにして大事に冬越ししても、初夏に
アゲハチョウの幼虫にたかられて丸裸、という惨事を何度か繰り返した。
昨夏は、ビニルハウスに保護したが、やはり、幼虫の餌食になった。
追い打ちをかけたのは猛暑で、水やりには気をつけてつもりだったが、
ふとした油断(水断というのが正しいか)で落葉してしまった。
こんなことであるから、「柚子の大馬鹿18年」という続きの方が
当たっているのかもしれない。今年は、何とかせねば。
―ここで一首、無残な柚子の鉢を前にして詠める、
柚子の木に棘あるを知るアゲハチョウ こことせ後を知るや知らずや
ちなみにこんな「桃栗3年」もあるから紹介しよう。
時をかける少年『愛のためいき(歌詞付き)』原田知世 高柳良一 大林宣彦
(上記『時をかかる少女』のミスです)



