- 昨日、劇場にて鑑賞
心に負った傷は大きい
転んで怪我をした。
そのすり傷や切り傷は人間の自然治癒力で時間と共に治る
ただ、その転び方によっては深く心に傷が付く
自分でつまづいて転んだ。
よほど、心弱い人でなければ心に傷つくことはないだろう。
しかし、誰かに悪意を持って突き飛ばされて転んだ。
心に残る傷は大きいだろう。
そんな例え方は適切ではないだろう
しかし、やったやられたの延長線上、
あるいは何かの既得権のため?
突き飛ばす道具として、大きく相手を痛めつける核兵器が開発された。
原爆は自然災害ではない。
人為的に行われた人災である。
戦争は悪である。
善とされるケースは一切ない。
戦争を美化されるような作品はつくるべきではない。
この作品は、戦争によって、原爆によって受けた心の傷に視点をおいた作品だと思う。
先日、テレビのニュースで8/6
「今日は何の日か知っていますか?」
という街頭インタビューを若者に対し行っていた。
知らない人だらけであった。
そんな人たちに観てもらいたい。
- 夕凪の街桜の国/こうの 史代
- ¥840
- Amazon.co.jp