2017年7月、私はベルギーの首都・ブリュッセルを訪れた
なぜブリュッセルを訪れたかというと
その前の週にオランダで一週間にわたり行われていた会社の国際アカデミーに私は参加していて
このアカデミーでは各国から集まった同僚たちと長く過ごし、本当にたくさんの学びがあった。機会があればどこかで書きたい
せっかくヨーロッパにいるのだからと、アカデミーが終わった後に一週間休暇を取り、近辺諸国を旅することにしたんだ
せっかく休暇を取って旅をしているというのに
このときの私、頭の中は「勉強」のことでいっぱいだった
この頃、仕事はそれなりに安定していたものの、常に「今のままの自分ではダメだ」という設定があった私は
「さらなる”手に職を”」と考え、弁護士の資格を取るべく専門学校に数百万円を支払い、法律の勉強をしている真っ最中だった
当時の私は、学びとは「知識を得るためのもの」で、自分の価値は外側で固めるものだと思っていた
結局、それまでちゃんと上手くいっていたのに、勉強を始めたら色んなことが滞ってきて、何よりも自分の心がラクではない。現実でもドカーンと「そっちじゃないよ」のサインが来たのが決め手となって、そこから勉強をきっぱり辞めて、内側と向き合うようになったんだけど
今は本当の「学び」って、「源と個体の往復」をすることのみで得られると思ってる
それでさ、
よく「過去は変えられないけど未来は変えられる」とか言うでしょ
私、これがどうしてもしっくりこないし自分の心がちっとも喜ばないと思っていたんだけど、それはこれが個体レベルの話だからだとわかった
皆んな過去に「失敗だった」とか、未だに後悔している事ってあるでしょ?
私は「ものすごい後悔していること」がたくさんあったんだけど
そういう事に対して
「過去に戻ることはできないから、もうどうにもできない」
って思ってたんだけど
それは全く違った
個体目線でみると確かにそうかもしれないけど
魂目線で見たら、「今」に全てがあるから
「今」、ちゃんとそれを見つめてしっかり潜れば
あの頃のことも過去のことも、時空を超えて全て変えることができる
「失敗」も「後悔」も全て、学びという名の繁栄に変わる
あの頃失敗とか後悔だと思っていたことが、本当はものすごい「繁栄への宝庫」だったことに気づく
そこにもちゃんと神さまがいたことに気づく
だから今も変わる
本当の学びってそういうことだ
自分の経験に、大事な学びと繁栄の種が溢れるほど詰まってる
だから過去にどんなに失敗や後悔 (だと思っているもの)を持っていても、大丈夫だよってこと
必要なのは、そんな自分をみる勇気
明らめる勇気
そのちょっとの勇気が、想像もしない大繁栄へと繋がっているのだ