2016年12月、私はヨーロッパのクリスマスマーケットを見るために、ドイツのミュンヘンでその冬を過ごすことにした
でね、私は小さい頃からスキーが大好きなんだけど、バンコクに移住してからというもの、数年間はスキーをしていなくて、あるときからスキーがすごく恋しくなっていたんだ
それである冬に、台湾人の友人Mimiと北海道へスキー旅行を計画してたんだけど、Mimiがその頃出会った人とまさかの1ヶ月でスピード結婚をしたので
人生本当に何があるかわからない
結局スキー旅行には行けず、私の「スキーしたい欲」は高まるばかりだった
そしたらその12月のミュンヘンで、そこに住む友人たちが一日だけ日帰りでスキーをするということで
私も喜んで参加することにした⛷
それでミュンヘンに着いた直後
空港で何となくSNSを見ていたら、ドイツの別の友人たちが今日からオーストリアへスキー旅行に行っていることが判明し
私はミュンヘンの空港からすぐにバスに飛び乗って、オーストリアに向かった🇦🇹🚌
無事、オーストリアで友人たちと合流
オーストリアの山々に囲まれたスキー場、もう美しすぎて😭
私は丸二日間も、ここで友人たちと最高のスキーを楽しむことができたんだ
ドイツに戻ったら、そこでも最高の天気の中、大好きな友人たちとスキーをすることができた
でね、不思議なことに
バンコクに戻ったら上司が
「2月に家族を連れて日本に行きたい。子供たちにスキーを教えたい」
と言い出して。
日本の事は何もわからないから、私にスキー場を案内して欲しい、ということで
私もその年の2月に、上司一家のスキー旅行に同行することになった
最初に案内したスキー場は私が小さい頃家族でよく行っていた草津
上司の可愛い子供たち♡
私は上司一家と、そのときもスキー旅行を楽しんだんだ
そしたら日本をすっかり気に入った上司が、翌年の2月もまた日本でスキー旅行をしたいと言ってきて
もちろん私も同行
翌年は軽井沢を案内した
それで気づいたら、上司一家との「日本でのスキー旅行」は毎年の恒例となっていた
しかもその人数は年々増えていき
ある年から、イギリスに住む上司の弟一家も加わって、大家族を連れてのスキーに
しかも最初の年こそ、子供たちはスキー場でちゃんとインストラクターさんにスキーを習っていたのに
ある年から、「もう (インストラクターさん探すのも大変だから) Takakoでいいでしょ?!」て事になり
私は毎年2月は、なぜか上司(とその弟一家)の子供たちに日本でスキーを教えていた
以来、ヨーロッパの友人たちとのスキー旅行と、上司家族との日本でのスキー旅行は
毎年冬の私の楽しみになっていた
「バンコクにスキー場はないから」と、スキーはしばらくは無理だなと諦めていたから
こんな形で「毎年冬はスキーがしたい」という願いが叶うなんて思ってなかった
願いは本当にこうして、想像もしないルートで叶ってしまうんだな
自分の「好きなこと」は、一度は手放したとしても、こうしてちゃんと、もっと拡大繁栄した形で自分の人生についてきてくれる
だからそのときは上手くいかなかったり流れでできなかったりしても
安心して手放しておこう
自分の好きなことや願いは、最善のタイミングに
もっと拡大した形で戻ってきてくれるから