2016年4月、私は31歳となる誕生日をどこで過ごそうかとアレコレ考えていたんだけど


「そうだ!スイスのマッターホルンで過ごそう!」と思って、心が踊った






なぜスイスのマッターホルンが思い浮かんだかというと、登山好きな両親が2013年に登頂していて、その魅力をずっと聴いていたから


私もいつか行ってみたいな〜と思っていたんだ



マッターホルンへはスイスから入るより、イタリアのミラノからの方が行きやすそうだったので


ミラノ(イタリア)→マッターホルン(スイス)→フィレンツェ(イタリア)のルートで旅をすることにした





ミラノからスイスに入る列車の中、この時期もまだ一面雪景色だった❄️




「登山家の街」ツェルマットに到着


この登山家の街・ツェルマット、情緒と雰囲気があって、すごーく良かった


世界中から登山家がやってくる街だけあって、街全体が登山家のためにあるかの様だった。そして街が登山家を歓迎し応援していた





この街に来る登山家たちは皆マッターホルンを目指して集まるから、私はそんな世界中の登山家たちを魅了するマッターホルンを早く見たくてワクワクした



そしてツェルマットから列車に乗って山を登って行ったとき、雪と霧の中から突如スッと現れたマッターホルンの姿を、今でも覚えてる。その圧倒的な存在に、ものすごく感動したんだ






とにかくこの山、かっこいい


よく「海は女性性を、山は男性性を現す」って言うけど、私はこのマッターホルンの様な男性性で在りたいと思った


マッターホルンの様な、圧倒的な存在で在りたいと思った


マッターホルンと✨ずっと見てても飽きない山だった



マッターホルンを終えた後はすぐにフィレンツェに行く予定だったんだけど、なんせスイスが心地良すぎて🇨🇭


特にイタリア行きの列車が出るスイスのブリーク駅に戻ったとき、あまりに山々に囲まれたそこの街が美しくて心地良くて、ここでもう一泊することにした




ブリーク




日帰りで首都・ベルンにも行ってみた。知的で上品な可愛さのある街だった




気が済んだので、ようやく列車でイタリア・フィレンツェへ



フィレンツェに到着


フィレンツェで感じたことは長くなるのでまた別記事にしたい




それでやっぱり私は、誕生日って宇宙が特に祝福してくれる日だと思うんだ



大学時代からずっと、「スイスに行ってみたい」「マッターホルンを見てみたい」って思ってた


それが今回、ピンときてその場所を訪れることになった。それも誕生日に。


同じく「行ってみたい」と思っていたイタリア・フィレンツェのルートで。



忘れた頃に、インスピレーションがちゃんと教えてくれる





全てが、宇宙の采配


全てが、宇宙からの祝福





20代の頃、「ヨーロッパ中を旅したい」ってノートに書いていたけど


気づいたらそれも、想像もしないルートで叶ってた





願いはどうせ最善のルートで全て叶ってしまうんだから、焦らずに、今を楽しんでいればいい


気づいたら、昔願ったことは全て、足跡となり背景となり通り過ぎている



だからやっぱり今も、余計なことなんか考えずに、在りたいように在ろう


「今」を楽しもう



そんなことを、マッターホルンの旅を思い出しながら


また改めて思った