こんにちは!acoです。

 

 

「簡単な梅シロップの作り方を知りたい」

「子供と一緒でも作れる梅シロップの作り方を知りたい」

 

今回は、梅の時期を先取りして「梅シロップ」についてご紹介します。

 

毎年梅の時期になると、我が家では決まって梅ごしとをしています。

子供が生まれてからは家族みんなが楽しめるように梅シロップを作るようになりました。

 

これまで様々な方法を試してきましたが、なるべく工程がシンプルなものがいい!

ズボラママにはこれしか勝たん!というくらい

簡単な作り方を参考にしました。

 

工程がシンプルなので、小さな子供とも一緒に梅シロップ作りを楽しめます♪

 

息子は1歳の時から梅シロップ作りに参加しています。

小さな子供でも「安全に」「簡単に」作れる梅シロップなので、身近な食育体験になります。

 

子供と何かを一緒に楽しむ時間としてもおすすめです。よかったら参考にしてください♪

 

 梅シロップの作り方を参考にした「梅ミッキーさん」のレシピ紹介

 

紹介する梅シロップの作り方は、今まで挑戦してきたもの中で最もシンプルスター

 

穴あけなし!炊飯器なし!冷凍なし!と3つの「なし」が揃った究極レシピ。

参考にさせていただいたのは、こちらの作り方です。

 

参考梅講師直伝⑦極上♥梅シロップ※梅ジュース by 梅ミッキーcookpad

 

    

【補足】

愛知県在住の梅ミッキーさん
栄養士やフードコーデネーターを始めとした食に関する資格をいくつも持っている食のプロ
2021年のクックパッドアンバサダーにも選ばれている方
毎年、梅の時期になると梅講師として大活躍!
梅講師歴20年近くのベテラン

 

 

 梅シロップの材料

 

梅ミッキーさんのレシピ「極上梅シロップ」の作り方を紹介します。

「材料」「作り方」の順で説明していきますね。

 

材料 1ℓ瓶(出来上がり約500ml)

  • 生梅(凍らさないで!)300g
  • 氷砂糖(ロックがお勧め)300g
  • 酢大さじ2(30cc)

 

梅と氷砂糖の割合は「1:1」

梅シロップの保存容器は、瓶タイプがおすすめ。

 

 

 

匂いがうつりにくいのと、煮沸消毒ができるからです。

 

 

「小さな子供がいるから瓶タイプはちょっと…」というママには、プラスチックタイプがおすすめ。

PET樹脂でできていますが、汚れにくく匂いがつきにくいのが特徴です。

 

 

 

注ぎ口もワンタッチで開くものなので、梅シロップを注ぐときも楽ですよ♪

 梅シロップの作り方

 

 

梅シロップの作り方は、とってもシンプルで工程として覚えるのは3つだけ!

 

「梅を洗う」「ヘタを取る」「梅を漬ける」

 

たったこれだけ。

あとは、ひたすら待つだけです。笑

 

  1. 【梅を漬ける準備をする】梅を水洗いしてザルにあげる。
    1. ペーパーで水気をしっかり拭き取る。
    2. 梅のヘタは、串を使って1粒ずつ取り除く。
  2. 【梅を漬ける】瓶に梅、氷砂糖を交互に入れる。
    1. 酢を入れて蓋をし、毎日1~2回軽くゆらし混ぜ、涼しい場所に置く。
  3. 【梅エキスが出切るまで3週間待つ】1週間後:まだ下に氷砂糖が少しある。
    1. 2週間後:氷砂糖は溶けるが、梅のしわしわ具合がまだ足りない。
    2. 3週間後:梅がしわしわで、エキスの色も変わる。(極上梅シロップの完成!)
  4. 【梅を取り除いてシロップを冷蔵保存する】賞味期限は約半年

 

 

紹介した梅シロップには驚くことに酢を入れるんです!

理由は、酢には殺菌効果があり、出来上がった梅シロップを加熱殺菌する必要がないから。

 

完成したらそのまま梅シロップを楽しめるだけではなく、加熱をしないことで香りまで最高になるのだとか。

それにもかかわらず、賞味期限は半年と結構長いです!

(美味しさあまりに、多分半年もしないで飲み干しますけどね。笑)

 

 

 極上梅シロップ作りのポイント

 

梅シロップの作り方自体はとてもシンプルですが、味も香りも極上な梅シロップを作るためにはポイントが3つあります。

 

 

梅シロップ作り3つのポイント

 

  • 梅は、生で勝負!
  • 極上梅シロップには、氷砂糖がマスト
  • 梅×リンゴ酢=最&高

 

【極上梅シロップにするポイント1】梅は、生で勝負!

梅シロップの作り方の中には「梅に穴をあける」「梅を漬ける前に冷凍する」作業が必要なものがあります。

 

これは、梅エキスの抽出を早めたり、シロップの抽出量を多くしたりするため。

でも実際は、梅の組織を破壊すると味も香りも激減します。

 

冷凍梅を使う作り方もありますが、はじめは梅シロップ抽出量が多くても最終的には生の梅の方が抽出量が多くなります不安

 

つまり、生の梅を使って梅に何も手を加えない作り方が「いちばん!美味しく梅シロップを作れる花

 

 

 

もし、南高梅以外の梅でシロップを作るときは、【梅を漬ける準備をする】段階で「梅のあく抜き」をしておくと良いですね!

 

果実が青い梅は、あくが多く含まれているからです。

あく抜きをしておくと、えぐみや渋み、苦みといった嫌な梅の味を消してくれます。

 

南高梅のような梅が熟して果実の色が黄色いものは、あくが少ないのであく抜きをする必要はなし!!

 

あく抜きは、梅を水に漬けるだけでOK。

青梅で6時間ほど、熟した梅なら3~4時間ほどを目安に水に漬けてあく抜きしてみてください。

 

しかし、水に漬けすぎてしまうと梅の色が変色して使い物にならなくなってしまうのでご注意ください!

【極上梅シロップにするポイント2】極上梅シロップには、氷砂糖がマスト

極上梅シロップを作るには氷砂糖が必須!

 

 

上白糖、グラニュー糖、キビ砂糖等は溶け残りの可能性があるからです。

 

梅から水分が出てくると瓶の底に砂糖が溜まり固まってしまいます。

また、砂糖の溶け残りを懸念して砂糖の割合を少なくすると、梅のエキス抽出されにくくなるので注意してください!

 

梅エキスの抽出が不完全だと極上にはなりません

 

また、瓶の中に砂糖の溶け残りが原因で、梅シロップ自体の糖度が低くなりカビが生える原因にガーン

 

氷砂糖は形が大きく硬いので他の砂糖よりも溶けにくそうに思われていますが、実は表面積が大きいので底に溜まって溶け残る心配がありません。

 

また、砂糖の中でも最も純度が高いので梅の風味を失うことなく、あくの少ない極上な味に仕上げることができます。

 

氷砂糖は、ゆっくりと時間をかけて溶けていくことで梅のエキスがじわじわ染み出てきて、極上な梅シロップに向けてエキスや香りを引き出してくれる大事な存在なんですね。

【極上梅シロップにするポイント3】梅×リンゴ酢=最&高

紹介した梅シロップの作り方には、殺菌作用がある酢が必要です。

使う酢は穀物酢や米酢を使っても問題ありませんが、りんご酢がおすすめ。

 

 

 

りんご酢のフルーティさで梅の香りを活かすことができるからです。

まぁ、我が家にはそんなオシャレなものはないので穀物酢を入れましたキメてる

 

 梅シロップの美味しい飲み方

 

子供と一緒に作った極上梅シロップ。

せっかくなら美味しく飲みたいですよね。

 

梅シロップの希釈でおすすめしたいのは、原液の3~4倍希釈です

 

【おすすめの飲み方】

  • 冷水割り
  • 牛乳割り
  • 白ワイン割り
  • 日本酒割り

 

どれも美味しそう!

私は炭酸が好きなので、是非ソーダ割をしたい!寒くなってきたらお湯割りもいいですね♪

 

ちなみに、原液でも楽しむ方法があるようですよ。

 

 

【原液の楽しみ方】

  • かき氷のシロップ
  • ジャム、蜂蜜の変わりにパンやホットケーキにつける

 

お菓子作りに使ってみても良さそうですね!

子供と一緒に作った梅シロップを使って、色んなものをまた一緒に作るのもよいですね。

楽しみが無限大だ~!!

 

 かんたん梅シロップの作り方をマスターして子供と素敵な食育体験を

 

初夏の楽しみでもある「梅しごと」。

今回は、初めてのママでもかんたんに作れる極上梅シロップの作り方についてご紹介しました。

 

 

    
梅シロップづくりの基本は
梅:氷砂糖=1:1

 

 

そして、極上梅シロップを作るためのポイントは3つ。

 

    

【梅シロップ作り3つのポイント】

梅は、生で勝負!

極上梅シロップには、氷砂糖がマスト

梅×リンゴ酢=最&高

 

息子もパパと一緒に頑張って梅しごとをしてくれました♪

2歳位になると、梅のヘタを上手に取ることができ全ての工程をお手伝いできます。

 

図鑑だけではなく、本物を子供自身の「目で見て」「匂いを嗅いで」「手で触れる」という経験は大切なこと。

実際に、自分で作ったものを食すと学びにも繋がります。

 

それが食育の良いところ。

 

こういった身近な体験をいくつも積み重ねて一緒に成長できたらいいですね泣き笑い

 

今回紹介した梅シロップの作り方を参考に、子供と一緒に食育体験として梅シロップを作ってみてはいかがでしょうか。

 

それでは!スター