大阪駅前の、もっとも混み合う梅田交差点での人の流れを指して、いかにも大阪らしい光景だとよく言われます。

 

横断歩道で、歩行者信号が青になる前に、人の波が道路を渡り始めるのですあせる

 

これは、だれもが前の新郷をみていないからです。

 

交差する横の信号をみて、それが黄色に変わったところで一歩を踏み出しているのです。

 

その差わずか数秒すら待てない大阪人のこのせっかちさが、「いらち」と呼ばれる代表的な大阪気質です爆  笑

 

横断歩道に限らず、「いらち」な気質はその歩行スピードにも表れています。

 

国際交通安全学会が発表した各都市別の平均歩行スピードで、大阪の秒速1・6メートルが日本一だったのです。

 

忙しい人が多いはずの東京ですら、わずかに及ばぬ1・5メートルだったのですから、大阪人のいらちぶりがわかるというものですね。

 

横断歩道に関しては同学会が車の横断に関してもその調査結果を発表していて、信号待ちのどの時点でエンジンをふかし始めるか比較しました。

 

赤から青に変わる0・37秒前がロンドン、1・84秒前が東京ですが、大阪はそれより早い4・92秒前。

 

これでは横の信号をみて黄色に変わってからというより、まだ青のうちにスタートの準備をしていると言われても仕方のないことかもしれませんプンプン