えー、最初に言い訳。

続きを書かなければならない記事があるんだけど、あそこからどう続ければいいのかカオスな状態なのでもう少し時間かけます。

 

で、タイトルの話。

 

昨日書いたとおりレコーディングを始めた訳ですが、大体の方向性が決まったので本日は朝から晩までガッツリやるつもりでした。

ところが、チマチマした雑用で忙殺され、よせばいいのにそれをネタにブログなんぞ書いていたのでwあっという間に夕方に。

 

録音に関しては実はそんなに心配していなくて、人様の曲だし、自室で一人の作業なんでカンペ作って練習して2〜3テイク録ればそれなりになるのは経験上分かっているので。ライヴじゃないし。昨日の時点でドラムとverse部分の録音は済んでいるので、明日サビとボーカル入れすれば所謂レコーディングは終了。

 

問題はその後。タイトルにある「ミキシングとマスタリング」。

この領域は演奏ではなくて、耳と技術の範疇なので一番苦手な作業です。

 

ミキシングというのは、それぞれの楽器の音量や左右のバランスなんかを曲にあわせて調整する作業なので、ある程度自分の好きなようにやっても、余程極端でない限り聴いてもらえるでしょう。

問題は最終工程のマスタリングです。これで音源を世に送り出した時にどう聴こえるかが決まるくらい重要な工程なので、本当はこんなズブの素人がやっちゃいけないんですw

 

音楽を聴かれる方はお分かりかと思いますが、現在世に出ている音源はおおよそどの機器を使って聴いても同じように聴こえるように調整されています。

この「どれで聴いても意図した音を同じように再生できるようにする」という作業が非常に難しいのです。

それなりに予算があれば或いは収益の可能性があるなら専門のエンジニアに任せたい仕事です。

それが出来ないから自分でやらざるを得ない訳です。

 

ここからあんまり細かい工程を知ったかぶりかつ耳にかじっただけの情報を偉そうに書くのは忍びないので飛ばしますが、以前友達の結婚式のプレゼントでCDをプレゼントした際には、レコーディングからミキシングまでおおよそ3日。

ところがその後のマスタリングにえらい時間をかけました(確か14テイク15リミックスw)。

 

うちはちゃんとした再生機器(モニタースピーカーとか)がないので、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら共演者に音を聴いてもらって指摘されたところの修正作業を重ねて、CD-Rに焼いては試聴するという今思えば無駄なことをしたもんです。

 

最近は流行りのAIでネット上でマスタリングをしてくれるサービスなどもあります。確かにハマれば楽チンですが、相手はなんだかんだ言ったって機械なので、出来上がったのを聴いて「?」と思ったらミキシングまで戻らなければならないという事もあります。

 

という訳で、締切迫る中大変な作業が待ち受けているのです。私的な録音ではなく、全世界に向けて公開するので実力以上の力で挑むつもりです。これもある意味現実逃避の一種なのかも知れませんが。